頑張りすぎるとうまくいかない?|本来の力を発揮するために大切なこと
2026年06月13日
「頑張らなくていい」は「何もしなくていい」ではありません
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
施術中に患者さんへお話しすることのひとつに、「頑張りすぎなくていいですよ」という言葉があります。
すると時々、「えっ、頑張らなくていいんですか?」と驚かれることがあります。
でも、私が言いたいのは「何もしなくていい」という意味ではありません。
頑張りすぎると力が発揮できなくなる
人は何かを頑張ろうとすると、無意識に力が入ります。
仕事でも、家事でも、スポーツでも、少し頑張るくらいなら問題ありません。
ただ、その状態が長く続くとどうなるでしょうか。
常にアクセル全開。気が抜けない。休んでいても頭の中は仕事のことばかり。
そんな状態になってしまいます。
すると体は緊張し続け、肩がこる、眠れない、疲れが抜けない、イライラしやすいといった不調につながっていきます。
本来の力は「平常運転」で発揮される
スポーツでも、力んでいる時よりリラックスしている時の方が良い結果が出ることがあります。
ゴルフをやる方なら経験があるかもしれません。
スタートホールのティーショットで、
「よし!飛ばしてやるぞ!」
と120%くらいの力でドライバーを振ろうとすると、意外とうまくいかないものです。
車で例えるなら、発進した瞬間にアクセル全開でホイールスピンがギュンギュンしている状態。タイヤは空回りしているのに、前にはなかなか進みません。
それよりも、適度にアクセルを踏んでスムーズに加速した方が、結果的には速く、安定して走れます。
人の体も同じです。
常に120%で頑張り続けるよりも、平常運転で力を発揮できる状態の方が、本来の能力を引き出しやすいのです。
頑張らないことと逃げることは違います
ただし、ここでひとつ勘違いしてほしくないことがあります。
それは、頑張らないことと、やるべきことから逃げることは別物だということです。
面倒だからやらない。大変だから避ける。向き合うべきことから目をそらす。
これは単なる休息ではありません。
もちろん無理をする必要はありませんが、人生には多少の負荷が必要な場面もあります。
筋トレもそうですよね。
適度な負荷があるから筋肉は成長します。
体も心も同じです。
大切なのは「ちょうどいい力加減」
私たちが目指したいのは、頑張り続けてヘトヘトになることでも、何もしないことでもありません。
その間にある「ちょうどいい力加減」です。
やるべきことはやる。でも必要以上に力まない。疲れたら休む。回復したらまた動く。
このバランスが取れていると、心も体もずいぶん楽になります。
最後に
頑張り屋さんほど、知らないうちにアクセルを踏み続けています。
だからこそ、ときにはアクセルを少し緩めることも大切です。
「頑張らなくていい」という言葉は、怠けていいという意味ではありません。
本来の自分の力を発揮するために、余計な力みを手放してみましょう。
その方が、意外とうまくいくことも多いものですよ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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