2025年11月6日
「いい医療の日」と「予防医学デー」に考える、11月の健康習慣とは?
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
11月1日は「いい医療の日」、そして11月5日は「予防医学デー」。
どちらも、私たちが健康のあり方を見つめ直すきっかけとなる日です。
「いい医療の日」とは?
「いい医療の日」は、日本医師会が2017年に制定した記念日で、
“より良い医療のあり方について、国民と医師が共に考える日”です。
語呂合わせの「いい(11)医(1)療の日」というのも、
覚えやすくて良いですよね。
「予防医学デー」とは?
11月5日の「予防医学デー」は、
“予防医学の父”として知られる北里柴三郎先生が設立した
北里研究所の創立日(1914年11月5日)に由来しています。
病気を「治す」だけでなく、「防ぐ」ことの大切さを広めるために
制定された日なんですね。
冬の入口、体が変化する11月
秋が深まり、朝晩の冷え込みが強くなってくる11月。
体は寒暖差に対応しようとフル稼働しています。
この時期は自律神経が乱れやすく、
・肩こり
・倦怠感(だるさ)
・冷え
・風邪やのどの不調
といった“季節の変わり目特有の不調”が出やすくなるタイミング。
「なんとなくだるい」「朝がつらい」などのサインは、
体が季節に追いついていない証拠かもしれません。
予防医学のポイントは「早めのケア」
予防医学の基本は、悪くなる前に整えること。
「まだ大丈夫」と放っておくと、体のバランスが崩れやすくなります。
疲れやストレスが重なった時には、
-
ぬるめのお風呂で体を温める
-
深呼吸や軽いストレッチをする
-
睡眠の質を意識する
など、小さなセルフケアの積み重ねがとても大切です。
たちばな堂からのメッセージ
たちばな堂では、「治す」だけでなく、
本来の回復力(自然治癒力)を引き出すことを大切にしています。
寒暖差による自律神経の乱れや、疲れが抜けにくいときには、
体の循環を整えることで、回復しやすい状態へと導いていきます。
「なんとなく不調…」という小さな違和感こそ、
体が出している大事なサインです。
冬本番を迎える前に、早めのメンテナンスをしておきましょう。
【まとめ】
11月は、体も心も「冬仕様」へと切り替わる時期。
「いい医療の日」や「予防医学デー」をきっかけに、
ご自身の健康習慣を少し見直してみてくださいね。
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●【なぜ不調になるのか】体の調子が悪くなる原因と整体での整え方|前橋市たちばな堂
2025年10月31日
なんか勘違いしていませんか? 〜本当に“治る”ということ〜
こんにちは、前橋たちばな堂の古井戸です。
当院には、さまざまな不調でお悩みの方が来院されます。
「早く何とかしたい」「すぐに治したい」――
そう思う気持ちは、もちろんよく分かります。
ですが、少しだけ冷静に考えてみましょう。
「整体に行けば一発で治る!」…本当でしょうか?
じつは、ここに 大きな勘違い があるんです。
それは、
「整体院に行けば一度で全部治る」
という思い込み。
もちろん、そのような“ゴッドハンド”の先生もいらっしゃるかもしれません。
ただ、ほとんどの場合は 体が回復する“プロセス” が必要です。
なぜなら、今の症状は“昨日・今日だけ”で作られたものではないから。
生活習慣、姿勢、ストレス、過去のケガなど――
その方の“体の歴史”の積み重ねで、今の状態ができています。
ギックリ腰も「ある日突然」ではありません
たとえばギックリ腰。
「急に起きた!」と思うかもしれませんが、
実際には“いつ起きてもおかしくない=お膳立てOKな状態”が続いていた結果なのです。
身体はどうにか限界まで我慢しながら、何とかバランスを保とうとしています。
そのギリギリの糸が切れた瞬間に、痛みとして出てくるんですね。
たちばな堂が目指すのは「治る体づくり」
たちばな堂では、「一度で痛みを取る」ことを目的にしていません。
もちろん、症状が軽くなることはありますが、
本当に大切なのは “ご自身の治る力”を取り戻すこと です。
私の施術では、脳と自律神経、そして全身の体液の流れを整えて
自然治癒力が最大限に働けるようサポートしていきます。
つまり、
「私が治す」のではなく、
「自分自身の体が治る力を発揮できるように整える」
というのが、たちばな堂の考え方です。
まとめ
「すぐに治したい」という気持ちは自然なこと。
でも、焦らずに体の声を聞きながら、少しずつ整えていくことで、
痛みや不調に振り回されない“安定した体”へと変わっていきます。
治るにも順序と段階があります。
それを一緒に歩んでいくのが、私たちの役割です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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● 整体はいつ行くべき?こんな時は早めの受診を【来院の目安とCSFプラクティス】
2025年10月29日
冷え性とは?脳の呼吸を整えて自然に温まる体へ
こんにちは、前橋たちばな堂の古井戸です。
寒くなると「手足が冷える」「寝つきが悪い」など、冷えに悩む方も多いですよね。
今回は、一般的な冷え性の捉え方から、たちばな堂ならではのアプローチまで、わかりやすく解説します。
冷え性とは?(一般的な見解)
冷え性は、体の末端や手足などが冷えやすくなる状態のことを指します。
多くの場合、血流の悪さや自律神経の乱れ、筋肉量の低下などが原因とされます。
一般的な対処法としては、
-
暖かい服装をする
-
足湯や入浴で体を温める
-
運動やストレッチで血流を改善する
などがあります。
ただし、温めるだけでは根本的な改善につながらないことも多いのです。
たちばな堂ではこう捉えます
たちばな堂では、冷え性は 腎臓の慢性炎症 と考えています。
腎臓のような実質臓器は、体の奥に熱がこもりやすい性質があります。
この熱がこもると、自律神経は全身の末梢血管をゆるめて熱を放散させます。
その結果、手足や体表面が冷えやすくなってしまうのです。
例えば、寒い日に「今日はよく温まってから寝よう」と長湯をした経験はありませんか?
実はこれ、体の中に熱がこもったサインかもしれません。
お風呂で温まり新陳代謝が上がると、老廃物が増え、それを処理する腎臓に負担がかかります。
腎臓に熱がこもらないよう、自律神経が血管をゆるめて熱を放散させるため、結果的に手足が余計に冷えることがあるのです。
脳の呼吸が整うと冷え性も自然に改善
ここで大切なのが 脳の呼吸 です。
脳脊髄液という体液の流れを整えることで、脳が本来のリズムを取り戻し、自律神経の働きも安定します。
たちばな堂の 脳脊髄液調整法(CSFプラクティス) では、
頭から背骨にかけて体液の流れをやさしく整えることで、
全身の血流や熱の循環が自然に改善され、冷え性の改善につながります。
「冷え性だから頑張って体を温める」というよりも、
体のリズムや脳の呼吸を整えることが、根本的な改善のカギです。
まとめ
冷え性は単に手足が冷える症状ではなく、腎臓や自律神経のバランスとも深く関わっています。
体の内側から熱がこもらないように整えること、
そして脳の呼吸を整えて全身の循環をスムーズにすることが、
自然に温まる体への近道です。
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