防災の日に考える「体の防災」|元気なうちの備え

2026年09月1日

防災の日に考える「体の防災」|元気なうちにできる備え

こんにちは、前橋の整体、たちばな堂の古井戸です。

9月1日は「防災の日」です。

防災の日というと、非常食や飲料水を確認したり、避難場所を確認したり、防災グッズを見直したり。そんなことを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

今年も7月28日に熊本地震が発生し、さらに8月13日には千葉県内を中心とした大雨による災害がありました。

災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。だからこそ、普段から防災について考えておくことは大切です。

そして、これは災害だけではなく、私たちの体についても同じことが言えるのではないでしょうか。

今回は、防災の日にちなんで、少し視点を変えて「体の防災」について考えてみたいと思います。

「天災は忘れたころにやってくる」

昔から「天災は忘れたころにやってくる」という言葉があります。

災害は、毎日起こるわけではありません。だからこそ、時間が経つと「まあ、大丈夫だろう」「うちはそんなに心配しなくても……」と、ついつい意識が薄れてしまいます。

でも、災害は「そろそろ備えましたか?」と知らせてからやって来てくれるわけではありません。だから、普段から備えておく。

僕は、防災については少しくらい神経質なくらいでもいいのではないかと思っています。

「ここまで準備しなくても大丈夫かな?」と思うくらいでもいい。それで何も起こらなければ、それはそれでいいんですよね。

備えが無駄になることより、備えがなくて困ることのほうが避けたい。これは、とても大切な考え方だと思います。

防災は「何か起きてから」では遅い

災害が起きてから、

  • 「水を買っておけばよかった」
  • 「モバイルバッテリーを用意しておけばよかった」
  • 「避難場所を確認しておけばよかった」

と思っても、できることには限りがあります。

だから、何も起きていない普段のうちに準備しておく。実は、体についても似ています。

  • 「痛くなったら考えればいい」
  • 「動けなくなったら休めばいい」
  • 「体調を崩したら、そのとき何とかしよう」

もちろん、それでも必要な対応はあります。でも、できることなら、何か起こる前から自分の体を整えておく。これも一つの「備え」だと思うんです。

「体の防災」という考え方

では、体の防災とは何でしょうか?特別なことをする必要はありません。

例えば、

  • できるだけ睡眠時間を確保する
  • 疲れを何日も溜め込まない
  • 食事を大切にする
  • 適度に体を動かす
  • 季節や気候の変化に合わせて無理をしない
  • 自分の体調の変化に気づく
  • 必要なときには早めに休む

こうしたことも、立派な「体の防災」だと思います。

そして、もう一つ大切なのが「まだ大丈夫なうちに整える」ということです。

「まだ大丈夫」は、実は大事なタイミング

たちばな堂に来られる方の中には、「もっと早く来ればよかった」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

もちろん、症状が出てから来ていただいても大丈夫です。

ただ、

  • 「最近ちょっと疲れが抜けない」
  • 「なんとなく体が重い」
  • 「眠りが浅くなってきた」
  • 「以前より疲れやすくなった気がする」

そんな段階で、一度立ち止まってみるのも大切です。

痛みや不調が強くなってから慌てるのではなく、「ちょっとおかしいかな?」という段階で、自分の体に目を向ける。これも、体に対する「備え」ではないでしょうか。

災害への備えと、体への備え

防災では、「何も起こらなかったから、この備えは無駄だった」とは考えませんよね。

非常食を食べることなく期限を迎えた。防災グッズを一度も使わなかった。避難することもなかった。

それなら、それはそれでいい。何も起こらなかったことが、一番いい結果です。

体についても、同じように考えてみてもいいのではないでしょうか。

普段から睡眠を大切にする。疲れたら休む。食事を整える。体を動かす。必要なら体を整える。

そうやって過ごしていて、大きな不調が起こらなかった。それなら、それでいいんです。

「せっかく健康に気をつけたのに、何も起こらなかった」ではありません。何も起こらなかったことこそ、最高の結果なのかもしれません。

9月1日は、自分の体も確認してみませんか?

9月1日の「防災の日」。防災グッズや非常食を確認するついでに、今年は少しだけ自分自身の状態も確認してみませんか?

  • 「最近、ちゃんと眠れているかな?」
  • 「疲れを溜め込んでいないかな?」
  • 「ちょっと無理していないかな?」
  • 「以前より回復するのに時間がかかっていないかな?」

そんなことを考えてみるだけでもいいと思います。

そして、もし「そういえば、最近ちょっと調子が悪いな」と思ったら。それは、体からの小さなサインかもしれません。

まとめ|「何も起こらないため」の備え

災害は、いつ起こるか分かりません。だからこそ、普段から備えておく。

そして、体も同じです。大きな不調が起きてから慌てるのではなく、元気なうちから自分の体を大切にする。「まだ大丈夫」だからこそ、できることがあります。

防災については、少しくらい神経質なくらいでちょうどいい。体についても、少しくらい自分の状態を気にしすぎるくらいで、ちょうどいいのかもしれません。

9月1日の防災の日。防災グッズを確認するのと一緒に、「自分の体の備え」も少しだけ確認してみてくださいね。

たちばな堂も、皆さんが毎日を元気に過ごすための「体の備え」の一つになれたらと思っています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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「ずっと調子が悪いわけじゃない」と思えるだけでも、少し心がラクになるかもしれません。

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40代からの「なんとなく不調」|更年期と自律神経のこと

2026年08月30日

40代からの「なんとなく不調」|更年期・不眠・めまいと自律神経のこと

こんにちは、前橋の整体、たちばな堂の古井戸です。

40代を過ぎた頃から、

  • 「なんだか体が重い」
  • 「以前より疲れが抜けにくくなった」
  • 「夜中に何度も目が覚める」
  • 「急にほてったり、逆に冷えたりする」
  • 「めまいやふらつきがあって不安になる」

そんな、はっきりと一つの原因では説明しにくい不調を感じる方が増えてきます。

病院で検査をしても大きな異常は見つからない。でも、本人としては確かにつらい。

こうした状態を、よく「なんとなく不調」と表現することがあります。もしかすると、その背景には自律神経の働きが関係しているのかもしれません。

「病気ではないけれど、なんとなくつらい」

40代、50代になると、体は少しずつ変化していきます。特に女性の場合は、更年期に入ることでホルモンの変化も起こります。

そのため、

  • 疲れやすくなった
  • 眠りが浅くなった
  • 朝スッキリ起きられない
  • 冷えやほてりが気になる
  • めまいやふらつきがある
  • イライラしたり、気持ちが落ち込みやすい
  • 胃腸の調子が安定しない

など、以前にはなかった不調を感じることがあります。

もちろん、これらの症状にはさまざまな原因が考えられますから、「全部自律神経のせい」と決めつける必要はありません。

ただ、検査では大きな問題が見つからないのに、どうも調子が上がらない。そんなときには、自律神経を含めた体全体の働きを見直してみるのも一つの方法です。

自律神経は、体の「調整役」

自律神経は、私たちが意識しなくても働いている神経です。

呼吸や心拍、体温、消化、睡眠など、毎日の生活に関わるさまざまな機能を調整しています。

だからこそ、仕事や家事、子育て、人間関係などで疲れが重なったり、睡眠不足が続いたりすると、体の調整がうまくいかなくなることがあります。

「最近、どうも体の調子が安定しないな」

そんなときは、もしかすると体からの小さなサインなのかもしれません。

体の「巡り」も大切にしています

たちばな堂では、自律神経だけを切り離して考えるのではなく、体全体の巡りにも目を向けています。

私たちの体には、血液やリンパ液など、さまざまな体液が流れています。そして、脳と脊髄の周りを循環している脳脊髄液(CSF)も、その一つです。

脳脊髄液は、脳や脊髄を保護したり、周囲の環境を保ったりする大切な役割を担っています。

たちばな堂では、こうした体の巡りにも着目しながら、体が本来持っている調整力や回復力を引き出していくことを大切にしています。

たちばな堂の施術は「強く揉まない」整体です

当院で行っているのが、CSFプラクティス(脳脊髄液調整法)です。

「整体」というと、「痛いところを強く揉まれるのかな?」「バキバキされるのはちょっと怖い……」と思われる方もいるかもしれません。

でも、たちばな堂の施術は、そうしたものとは少し違います。

頭や背骨などにとてもやさしく触れていく施術なので、「こんなにソフトで大丈夫なの?」と最初は驚かれる方もいらっしゃいます。

それでも、施術を受けているうちに、

  • 「なんだか眠くなってきた」
  • 「呼吸がしやすい」
  • 「体の力が抜けた感じがする」
  • 「終わったあと、体が軽い」

そんな感想をいただくことがあります。

もちろん、感じ方には個人差があります。だからこそ、無理に何かを変えようとするのではなく、今の体がどんな状態なのかを一緒に確認しながら整えていくことを大切にしています。

「薬を飲んでいるからダメ」ということではありません

ここは、誤解のないようにお伝えしておきたいところです。

必要なときに医療機関を受診したり、お薬を使ったりすることは、とても大切です。「薬に頼りたくないから、病院には行かない」という考え方をおすすめしているわけではありません。

そのうえで、「薬や病院での治療に加えて、自分の体を整えることも考えてみたい」という方もいらっしゃいます。

睡眠を見直したり、食事を整えたり、適度に体を動かしたり。そして、必要であれば整体などを利用して、体を休ませる時間をつくる。

そんなふうに、いくつかの方法を組み合わせながら自分の体と付き合っていくのもいいのではないでしょうか。

40代からは「頑張る」だけではなく「休ませる」ことも

40代、50代になると、仕事でも家庭でも、まだまだ頑張らなければならないことがたくさんあります。

家族のことを優先して、自分のことは後回し。少しくらい体調が悪くても、「これくらいなら大丈夫」と頑張ってしまう。そんな方も少なくありません。

でも、以前と同じように頑張っているのに、なぜか疲れが抜けない。寝てもスッキリしない。

そんなときは、「もっと頑張らなきゃ」ではなく、「少し休ませてあげよう」というサインなのかもしれません。

「なんとなく調子がいい」を目指して

年齢とともに体が変化することは、とても自然なことです。だからといって、「もう年だから仕方ない」「このくらいの不調は当たり前」と、全部を諦める必要もありません。

もちろん、症状によっては医療機関での検査や治療が必要な場合もあります。

そのうえで、特に大きな異常はないけれど、「なんとなく調子が悪い」「以前のように元気が出ない」という状態なら、一度立ち止まって、自分の体を見つめ直してみるのもいいと思います。

たちばな堂が目指しているのは、無理やり症状を抑えることだけではありません。

「そういえば最近、なんとなく調子がいいな」

そんな日が少しずつ増えていくこと。そのために、体の声に耳を傾けながら、自然な回復力を引き出していくお手伝いができればと思っています。

「この不調はどこに相談したらいいんだろう?」

そんなときも、まずはお気軽にご相談くださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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「どこに相談したらいいかわからない」そんな時こそ、たちばな堂がお力になります。

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人を喜ばせる仕事とは?|やなせたかしさんの言葉

2026年08月28日

人を喜ばせる仕事とは?|やなせたかしさんの言葉から考える「施す」ということ

こんにちは、前橋の整体、たちばな堂の古井戸です。

今日は、以前のブログでもご紹介したことのある、僕の好きな言葉をひとつご紹介します。

漫画家・やなせたかしさんの言葉です。

人助けをしたら、そのときはすごく損をしたような気がしても、どこかで埋め合わせがありますね。 だから、いつもどうすれば人がよろこぶかなあということを考えていれば、何かしらそのお返しというのがあるんです。

やなせたかしさんの作品には、こうした考え方が込められているんだなぁと感じます。アンパンマンが困っている人に自分の顔を分け与える姿にも通じるものがありますよね。

「人のために何かをする」ということ

この言葉を読んで、改めて考えさせられるのが「見返りを先に考えない」ということです。

もちろん、「人助けをすれば、いつか自分にも返ってくるよ」という意味だけで捉える必要はないと思います。

むしろ大切なのは、「どうしたら、この人が少しでも喜んでくれるかな?」と考えること。

その結果として、いつか思いもよらないところから何かが返ってくることもある。僕はそんなふうに受け取っています。

これは「仕事」にも通じますよね

そして、この考え方は整体の仕事をしている僕にとっても、とても大切なものです。

たちばな堂に来てくださる方に、「どうすればもっと喜んでもらえるだろう?」「どうすれば少しでも楽になってもらえるだろう?」「どうすれば、これから先も元気に過ごしてもらえるだろう?」と考える。

もちろん、仕事なので対価はいただきます。

でも、「対価をいただくために何をするか」ではなく、「目の前の人に何ができるか」を先に考える。そんな姿勢は大切にしたいと思っています。

その結果として、 「楽になりました」 「来てよかったです」 「またお願いします」

と言っていただけたら、やっぱり嬉しいものです。

「はたらく」は「はたを楽にする」

以前、どこかで読んだ言葉に、「はたらく」とは「はた(傍)を楽にすること」というものがあります。

もちろん、これは言葉の語源として正確にそうだという話ではありません。それでも、仕事をする上での考え方として、僕はこの言葉が好きです。

自分の仕事によって、誰かの負担が少し軽くなる。誰かの体が少し楽になる。誰かの気持ちが少し軽くなる。

そう考えると、それも立派な「はたらく」のひとつなんじゃないかなと思います。

「和顔施」という考え方

そして、今回のやなせたかしさんの言葉を読んで思い出したのが「和顔施(わがんせ)」です。

仏教には「無財の七施」という教えがあります。その中のひとつが和顔施です。

特別なお金や物がなくても、穏やかな笑顔ややさしい表情で人に接することもひとつの施しになる、という考え方です。これなら誰にでもできますよね。

たとえば、困っている人に声をかける、相手の話をちゃんと聞く、笑顔で挨拶する、少しだけ相手の立場になって考える。

大きなことをしなくても、こうした小さなことの積み重ねなのかもしれません。

まずは「喜んでもらえること」を考えてみる

「何か人の役に立たなければ」と考えると少し難しく感じますが、「どうしたら、この人がちょっと喜んでくれるかな?」くらいなら、案外できることがあると思います。

  • 家族に一言声をかける
  • 誰かが困っていたら、そっと手を貸す
  • 相手の話を最後まで聞く
  • 笑顔で接する

そんな小さな「施し」でもいい。それが巡り巡って、自分にも何かを与えてくれることがあるのかもしれません。

17年、たちばな堂を続けてきて思うこと

たちばな堂も、気がつけば長く続けてくることができました。

振り返ってみると、「これをやったら売上が上がる」「これをすれば患者さんが増える」ということばかりを考えてやってきたわけではありません。

もちろん経営ですから、そういうことも考えます(笑)。

でも、それ以上に「目の前の人に、今できることは何だろう?」ということを積み重ねてきたように思います。

その結果として長く通ってくださる方や、「友達にも教えてあげました」「家族もお願いしたいです」と言ってくださる方が増えてきました。

それは、もしかすると、やなせたかしさんの言う「どこかで埋め合わせがありますね」ということなのかもしれません。

最初からそんな「見返り」を期待していたわけではないからこそ、余計にありがたく感じます。

まとめ|まずは目の前の人を喜ばせる

やなせたかしさんの言葉を読んで、改めて思いました。

人に何かをしてあげたら自分にも何か返ってくる。それだけではなく、「どうすれば目の前の人が喜んでくれるだろう?」と考えて行動すること自体に意味があるのかもしれません。

僕自身も仕事を通して、「どうすれば、この人を少しでも楽にできるだろう?」ということを忘れずにいたいと思います。

そして、そんな小さな積み重ねを、これからもガムシャラにではなく、淡々と続けていけたらいいなと思っています。

今日は、そんなことを考えさせてくれる、やなせたかしさんの言葉をご紹介しました。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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