症状がひどくなる前にできること|「まだ大丈夫」が不調を長引かせる理由

2026年03月28日

症状をひどくしないための、ちょっとしたコツ

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

今日は

「症状をひどくしないためのコツ」

についてお話ししてみたいと思います。

 多くの方が“限界まで我慢してから”来院されます

当院にいらっしゃる患者さんの多くは、

・痛みが強くなってから

・つらさが我慢できなくなってから

来院されるケースがほとんどです。

みなさんお忙しい中で生活されているので、

なかなか時間が取れないのもよく分かります。

「もう少し早ければ…」というケースも少なくありません

ただ施術をしていて感じるのは、

「もう少し早い段階で来ていただけたら、

もっと短い時間で楽になったのになぁ」

というケースが意外と多い、ということです。

 不調は“急に起きているわけではありません”

痛みや不調というのは、

ある日突然強く出てきたように感じても、

実際にはその前から少しずつ積み重なっています。

・なんとなく違和感があった

・少し疲れが抜けにくかった

・いつもより張りを感じていた

こういったサインを経て、

最終的に「痛み」や「つらさ」として表に出てきます。

 自覚がなくても、身体は疲れていることがあります

実際に身体をみさせていただくと、

ご本人はあまり不調を感じていなくても、

思っている以上に疲労が溜まっているケースは少なくありません。

日常生活の中では、

少しずつの変化には気づきにくく、

気づいたときには

ある程度進んでしまっている、ということもあります。

 回復力が落ちているサインかもしれません

こうした小さな違和感の段階は、

身体の回復力(免疫力+生命力)が

少し落ちてきているサインとも考えられます。

この段階で整えておくことができれば、

大きな不調へと発展しにくくなります。

 「まだ大丈夫」は一番もったいないタイミングです

患者さんからよく言われるのが

「まだ我慢できる程度なので、

このくらいで来ちゃいけないと思って…^^;」

という言葉です。

ですが実際には、

👉 この“まだ大丈夫”のタイミングこそが一番大切です。

ここでケアをしておくと

・回復も早く

・施術回数も少なく

・日常生活への影響も最小限

で済むことが多いです。

👉

「どのタイミングで行けばいいのか分からない…という方は、こちらも参考になります。」

メンテナンスの考え方も大切です

少し例え話になりますが、

歯医者さんも

「痛くなってから行く」よりも、

「痛くなる前にメンテナンスに行く」方が、

虫歯や歯周病の予防につながりますよね。

身体もそれと同じで、

不調が強く出てから対処するよりも、

違和感の段階で整えておくことで、

結果的に大きなトラブルを防ぎやすくなります。

不調が出ていない時のケアも、

実はとても大切なんですね。

早めの対処が、結果的に一番ラクです

どんな不調でも、

早めに対処することで

後々ひどい状態になるのを防ぐことができます。

逆に我慢を続けてしまうと、

・回復に時間がかかる

・症状が複雑になる

といったことも起こりやすくなります。

まとめ

不調は

「つらくなってから対処するもの」ではなく、

「軽いうちに整えておくもの」

という意識を少し持ってみてください。

少しでも違和感を感じたときが、

身体からのサインです。

そのタイミングでケアしてあげることが、

結果的に一番ラクにつながります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おまけ

少しずつ春らしくなってきましたね🌿

わが家の庭では11月に植えたブルーの原種系チューリップ「アルバコエルレア・オクラータ」が、きれいに咲いてくれました。

こういう季節の変化を感じる余裕も、大切にしたいですね。

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春に増えるめまい・ふらつきの原因とは?東洋医学で見る肝と胆の関係

2026年03月26日

 春に増える「ふらつき・めまい」 東洋医学から見た原因

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

春になると、

・ふらつく

・めまいがする

・頭がぼーっとする

といった症状を感じる方が増えてきます。

気温や気圧の変化も影響しますが、

この時期特有の身体の変化も関係しています。

春は「肝」と「胆」の季節

東洋医学では、春は「木」の季節とされ、

「肝(かん)」と「胆(たん)」

が関係していると考えられています。

肝は

・全身の気(エネルギー)の流れを整える

・血を蓄える

といった働きがあります。

また胆は、肝と協力しながら

・消化

・精神の安定

・決断力

などに関係しています。

春はこの「肝・胆」に負担がかかりやすい季節です。

 東洋医学の「肝」と「胆」は少し意味が違います

ここで一つ補足です。

東洋医学で出てくる

「肝=肝臓」

「胆=胆のう」

と完全に同じものではなく、

身体の働きを表す東洋医学的な考え方になります。

ですが、

現代に生きる私たちにも

たくさんのヒントを与えてくれます。

春は「風」の影響を受けやすい

東洋医学では、春は「風(ふう)」の影響を受けやすい季節と考えられています。

風には

・動き回る

・上にのぼる

という性質があります。

肝の働きが乱れると、

体の中の気が上にのぼりやすくなり、

頭の方へ一気に集まることがあります。

これを

「肝陽上亢(かんようじょうこう)」

と呼びます。

イメージとしては、

木が風に揺れるように、

・ふわふわする

・頭が揺れる感じ

・ぐるぐる回る

といっためまいが起こりやすくなります。

 胆経と頭・耳の症状

もう一つ関係するのが

**胆経(たんけい)**という経絡です。

胆経は、足から体の側面を通り、

耳の周りやこめかみ、頭の横

を巡っています。

そのため、この流れが乱れると

・めまい

・耳鳴り

・側頭部の痛み

といった症状が出ることがあります。

春は特にこの「肝・胆」に負担がかかりやすいため、

こうした不調が出やすい時期です。

春の養生(今すぐできること)

春を少しでも快適に過ごすために、

簡単なケアをご紹介します。

・酸味を取り入れる

梅干しやレモンなどの酸味は、肝を助けるとされています。

・目を休める

「肝は目に開竅する」と言われ、目の使いすぎは負担になります。

・こめかみをゆるめる

耳の上やこめかみをやさしく触れて、緩めてあげましょう。

まとめ

春は、

身体が冬から春へと切り替わる時期です。

陽気が上がる一方で、

身体がまだ追いついていないこともあります。

無理をせず、

少しゆったり過ごすことも

この時期の大切な養生の一つです。

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その不調、「第三の花粉症」だけが原因ではないかもしれません|肌・喉・だるさの本当の理由

2026年03月19日

鼻や目だけじゃない?「第三の花粉症」にご注意を

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

今年は花粉の飛散量が多い影響もあって、
いつもと少し違う症状を感じている方が増えています。

最近よく聞くのが

「第三の花粉症」

という言葉です。

・肌がヒリヒリする
・喉がイガイガする
・なんとなくだるい

こういった症状を指して使われていますが、

実はこれ、少し視点を変えると
身体の状態が関係しているケースも少なくありません。

 

花粉だけの問題ではないかもしれません

花粉が原因で症状が出ているのは確かですが、

その出方には
身体の余裕(回復力)も大きく関わっています。

同じように花粉を浴びていても

・症状が強く出る人
・そこまで気にならない人

がいるのは、そのためです。

 

 「なんとなく不調」の原因になっていることも

さらにこの時期は

・花粉による影響
・睡眠の質の低下

などが重なり、

・だるい
・やる気が出ない
・頭が重い

といった、いわゆる

「なんとなく不調」

として現れることも少なくありません。

 

回復力が落ちているサインかもしれません

こうした症状は、単に花粉の量だけでなく

身体の回復力(免疫力+生命力)が落ちている時に出やすい
とも考えられます。

回復力が落ちているということは、

すでに蓄積した疲労によって脳の機能が低下している状態とも考えられます。

その影響で、

・だるさ

・やる気が出ない

・頭が重い

といった状態として現れることもあります。

特にこの時期は

・解毒を担う「肝臓」
・アレルギー反応の調整に関わる「副腎」

にも負担がかかりやすく、
身体全体のバランスが崩れやすい状態になります。

 

症状ごとにみると、こんな背景もあります

今回のような症状も、少し視点を変えると
それぞれに身体の背景が見えてきます。

・肌荒れ → 花粉の付着による乾燥やバリア機能の低下
・喉の違和感 → 鼻づまりによる口呼吸で喉に負担がかかる
・倦怠感 → 春の陽気変動により、身体の調整機能が疲れやすい

このように、一つ一つは小さな変化でも
重なることで「なんとなく不調」として感じやすくなります。

 

 春は体調管理が難しい季節です

春は

・気温差
・気圧の変化
・花粉

に加えて、

風邪やインフルエンザなども流行しやすく、
身体にとっては負担の大きい季節です。

そのため、普段は気にならないような不調も
出やすくなる傾向があります。

 

いつもと違う不調はサインかもしれません

「花粉症=鼻と目」だけではなく、

・肌
・喉
・全身のだるさ

といった症状も含めて、
身体からのサインとして捉えてみることも大切です。

 

この時期を乗り切るために

こういう時期は、特別なことよりも

・しっかり眠る
・身体を冷やしすぎない
・同じ姿勢で長時間いない

といった“基本”がとても大切になります。

症状だけでなく、
身体がしっかり回復できる状態かどうかにも目を向けてみてくださいね。

無理をせず、
この時期は少し身体を労わる意識を持ってみてください。

違和感が続く場合は、早めに整えておくのも一つの方法です。

 

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