病院で「異常なし」と言われためまい・ふらつき|整体師が考える原因とは?

2026年08月10日

「検査では異常なし。でも、めまいが治らない…」そんなことはありませんか?

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

ここ1〜2週間、めまいやふらつきを訴えて来院される患者さんが増えています。

実は今日いらした50代の女性患者さんも、突然のめまいとふらつきで救急受診され、そのまま一泊入院されたそうです。

幸い、検査では脳などに大きな異常は見つからず、ご退院されたとのことでした。

ただ、その後も「フワフワする感じが残る」「頭がスッキリしない」という症状が続き、ご相談くださいました。

実はこの患者さん、とても頑張り屋さんで我慢強いタイプの方です。

「このくらいなら大丈夫。」
「もう少し様子を見よう。」

そんなふうに無理を重ねてしまい、気が付くと症状が強くなってしまう…。

こうした方は決して少なくありません。

「異常なし」は「何も問題がない」という意味ではありません

病院では、脳梗塞や脳出血、腫瘍など、命に関わる病気がないかを調べます。

その結果、「異常なし」と言われることがあります。

これは決して悪い結果ではなく、「命に関わる病気ではなかった」という意味では、とても安心できることです。

しかし、「異常なし=症状がない」という意味ではありません。

画像検査には写らない「機能」の問題によって、めまいやふらつきが起きていることもあるからです。

たちばな堂が考える、めまいの背景

たちばな堂では、脳の呼吸と体液のめぐりを大切に考えています。

頭の中には脳だけでなく、「脳脊髄液(のうせきずいえき)」という透明な体液が循環しています。

疲労やストレス、睡眠不足などが続くと、この体液のめぐりが悪くなり、頭の中の圧力バランスが乱れやすくなることがあります。

すると、

・頭が重い
・フワフワする
・めまいがする
・集中力が続かない

といった症状につながることがあります。

また、この状態が続くと自律神経にも負担がかかるため、血圧が不安定になる方もいらっしゃいます。

もちろん、高血圧にはさまざまな原因がありますので、まずは病院で検査を受けることが大切です。

大切なのは「体全体を見ること」

めまいは、耳だけの問題とは限りません。

首や肩の緊張、睡眠不足、自律神経の疲労、体液の循環…。

さまざまな要素が重なった結果として現れていることもあります。

だから私は、「めまいだけ」を見るのではなく、「体全体」を見ることを大切にしています。

体は全体で一つです。

一つひとつの症状には、必ず何かしらの背景があります。

最後に

我慢強いことは、とても素晴らしいことです。

でも、体は我慢すればするほど元気になるわけではありません。

むしろ、小さなサインを出しているうちに気付いてあげた方が、回復もスムーズなことが多いのです。

「病院では異常なしと言われたけれど、なんとなく調子が悪い。」

そんな時は、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

たちばな堂では、症状だけではなく、体全体のめぐりや回復力という視点から、お一人おひとりのお体をみさせていただきます。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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〇〇に効くツボは本当?整体師が話す役割と限界|前橋たちばな堂

2026年08月8日

「○○に効くツボはありませんか?」という質問にお答えします

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

今日は「〇〇に効くツボ」についてお話ししたいと思います。

患者さんから時々、こんな質問をいただきます。

私:
「肩こりは脾臓リンパ系が関係していることもあるんですよ。」

患者さん:
「じゃあ、脾臓を強くするツボとかないんですか?」

お気持ちはよく分かります。

「○○に効くツボ」があれば、自分でも簡単にケアできそうですもんね。

今日はそんな「ツボ」について、少しお話ししたいと思います。

そもそも「ツボ」とは?

東洋医学では、「ツボ」は正式には経穴(けいけつ)と呼ばれています。

経絡(けいらく)という通り道の上にある、体の反応が現れやすいポイントのことです。

何千年も前から使われてきた東洋医学の知恵ですね。

実は現代医学とも共通点があります

面白いことに、整形外科や神経内科でいう、末梢神経障害においての神経絞扼点(エントラップメントポイント)と呼ばれる場所が、東洋医学のツボと重なることが少なくありません。

昔の人は解剖学を知らなかったにもかかわらず、

「ここを刺激すると体が変わる。」

という場所を経験的に見つけていたわけです。

これは本当にすごいことだと思います。

ツボは「反射ポイント」でもあります

私は、ツボへの刺激は体壁―内臓反射を利用した方法の一つだと考えています。

皮膚や筋肉への刺激が神経を介して脳や内臓へ伝わり、体の働きを調整する。

だから「胃腸のツボ」や「肩こりのツボ」といった考え方にも、きちんと意味があるのです。

でも、人の体はそんなに単純ではありません

例えば、脾臓に関係するとされるツボ(経穴)は東洋医学には存在します。

しかし、だからといって「そのツボを押せば脾臓そのものが元気になる」というほど、人の体は単純ではありません。

体は全体で一つです。

脳や自律神経、血液や体液の循環、内臓同士がお互いに影響し合いながら、一つの体として働いています。

だから私は、「○○に効くツボ」というよりも、体全体が回復しやすい状態をつくることが大切だと考えています。

セルフケアにはセルフケアの役割があります

私はセルフケアを否定するつもりはまったくありません。

むしろ、ご自宅でのツボ押しやストレッチなどは、ぜひ続けていただきたいと思っています。

ただ、セルフケアにはセルフケアの役割があり、専門的な施術には専門的な施術の役割があります。

そして何より、長年積み重なってしまった不調や、体全体のバランスが崩れてしまった状態は、それほど単純ではありません。

症状が軽いうちはセルフケアが十分役立つこともあります。

しかし、セルフケアだけでは追いつかない段階になってしまうこともあります。

そんな時は、一人で頑張り続けるのではなく、専門家の力を借りることも一つの選択肢です。

最後に

ツボは、昔の人が長い年月をかけて見つけた素晴らしい知恵です。

だからこそ、私はツボそのものを否定するつもりはありません。

ただ、本当に大切なのは、

「どこのツボを押すか」ではなく、「体全体が回復しやすい状態をつくること」。

たちばな堂では、その方の症状だけを見るのではなく、体全体のつながりを大切にしながら施術を行っています。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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血流改善だけで本当に健康になれる?体液循環と間質液の大切な役割|前橋・たちばな堂

2026年07月29日

血流改善だけで本当に健康になれる?|実はもっと大切な「体液」のお話

このたびの熊本県を中心とした地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

被災地の一日も早い復旧と、皆様が安心して日常を取り戻せますことを心よりお祈り申し上げます。

 

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

テレビや雑誌、インターネットなどで、

「血流を良くしましょう!」

という言葉をよく目にします。

もちろん、血液の流れは健康にとってとても大切です。

でも実は、私たちの体を流れている液体は血液だけではありません。

今回は、たちばな堂が大切にしている「体液循環」について、できるだけ分かりやすくお話ししたいと思います。

私たちの体の約60%は水分です

成人の体は、およそ60%が水分でできています。

この水分を「体液」と呼び、大きく2つに分けられます。

  • 細胞内液:約40%
  • 細胞外液:約20%

つまり、体液の約3分の2は細胞の中にあり、約3分の1は細胞の外にあります。

細胞外液の主役は「間質液」

さらに細胞外液は、

  • 間質液(組織間液):約15%
  • 血漿:約4%
  • 経細胞液:約1%

に分けられます。

この約1%の経細胞液の中には、

  • 脳脊髄液
  • 関節液
  • 眼房水
  • 消化液
  • 唾液

などがすべて含まれています。

つまり、細胞外液の約4分の3を占めているのは「間質液」なんですね。

間質液は細胞の「生活環境」

では、間質液とは何でしょうか。

簡単にいうと、細胞と細胞の間を満たしている液体です。

毛細血管から運ばれてきた酸素や栄養は、一度この間質液を通って細胞へ届けられます。

反対に、細胞から出た二酸化炭素や老廃物も、まず間質液へ出され、その後、血液やリンパ液によって回収されます。

つまり、間質液は細胞が元気に働くための「生活環境」ともいえる存在なんです。

実は、血液もほとんどが毛細血管系です

「血流」と聞くと、太い動脈や静脈をイメージする方が多いかもしれません。

しかし、全身の血液循環を考えると、

  • 動脈側:約0.5%
  • 静脈側:約0.5%
  • 残りの約99%は毛細血管レベルで循環している

と考えられています。

そして、実際に細胞へ酸素や栄養を届けたり、老廃物を回収したりする「物質交換」が行われているのも、この毛細血管です。

さらに、その受け渡し役をしているのが間質液です。

つまり、毛細血管と間質液はセットで働いているということなんですね。

「血流改善」だけではなく、「体液循環」が大切

血流を良くすることは、もちろん大切です。

でも、それだけでは細胞は元気になれません。

血液が酸素や栄養を運び、

間質液が細胞へ届け、

リンパ液が老廃物の回収を助け、

脳脊髄液が脳や脊髄の環境を保つ。

それぞれの体液が連携しながら「めぐる」ことで、細胞は本来の働きを発揮できるのです。

だから、たちばな堂では「血流」だけではなく、「体液循環」全体を大切に考えています。

たちばな堂が大切にしていること

たちばな堂では、「血流だけ」「脳脊髄液だけ」を見るのではなく、体液全体のめぐりを大切にしています。

たちばな堂の施術では、脳の呼吸(ポンプ機能)を整えることで、血液・間質液・リンパ液・脳脊髄液など、全身の体液循環が本来のリズムを取り戻しやすい状態を目指しています。

すると、毛細血管から細胞へ酸素や栄養が届きやすくなり、細胞から出た老廃物も回収されやすくなります。

つまり、細胞一つひとつが元気に働ける環境づくりを目指しているのです。

私たちは施術で病気を治しているのではありません。

体が本来持っている回復力や自然治癒力を発揮しやすい環境を整えること。

それが、たちばな堂の施術です。

最後に

健康というと「血流」が注目されることが多いですが、実際には血液だけでなく、間質液やリンパ液、脳脊髄液など、さまざまな体液が協力しながら体を支えています。

その中でも、細胞のまわりを満たしている間質液は、細胞が元気に働くために欠かせない存在です。

たちばな堂では、こうした体液全体のめぐりを整えることで、本来備わっている回復力を発揮しやすい体づくりのお手伝いをしています。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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