「本当にストレートネックが原因?|前橋たちばな堂の整体的見解」
2025年06月30日
本当にストレートネックが症状の原因なのか?
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
今回は 「ストレートネック」 について、当院の考えをお話ししたいと思います。
最近はテレビや雑誌などでもよく取り上げられるので、「自分はストレートネックかも…」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実際、初めて来院される患者さんの中にも
「病院でストレートネックって言われたんですけど…」とか、ご自身でも「ストレートネックだら…」とご相談くださる方がとても多いです。
今日は、このストレートネックについて
「本当にそれが不調の原因なのか?」
を、たちばな堂の視点でお伝えします。
そもそもストレートネックとは?
まず、一般的に言われる「ストレートネック」は病名ではありません。
レントゲン写真で見たときに、本来はゆるやかにカーブしているはずの首の骨(頸椎)の湾曲が失われ、真っ直ぐに近い状態になっていることを指しています。
原因としては、
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パソコン作業
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スマホ操作
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ゲームなどのうつむき姿勢
などが影響すると言われています。
代表的な症状としては、
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首の痛み
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肩こり
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頭痛
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吐き気
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手のしびれ
などが挙げられます。
ただ、実際にはレントゲンで「ストレートネック」と言われても、まったく症状がない方も多いのです。
では、何が本当の原因なのでしょうか?
たちばな堂で考える「本当の原因」
当院では、ストレートネックの根本原因を「頭の拡大」と「脳圧の上昇」だと考えています。
現代人は蓄積疲労やその他の要因により、頭が大きく(拡大し)、その結果として 脳圧が上がりやすい 状態にあります。
脳圧が高まると、身体を守るためのエネルギー(免疫力・生命力)が低下して、
その影響で全身の筋肉が慢性的に緊張します。
中でも特に関係しているのが、
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広背筋
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腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)
これらの筋肉が過度に緊張すると、骨盤が後ろに倒れ(後傾)、背骨の自然なS字カーブが失われてしまいます。
その結果、頸椎の湾曲も消失し、いわゆる「ストレートネック」と呼ばれる状態につながるのです。
つまり、
「ストレートネックだから不調が出る」のではなく、
「全身の筋肉緊張 → S字カーブが失われる → ストレートネック状態になる」
という順番が正しい
なので、本来はストレートスパインと呼ぶのが正しいのでは?
これが、たちばな堂の考えです。
まとめ
ストレートネックと診断されると、
「首だけに原因がある」と思いがちですが、
実際は全身の状態、特に 頭の拡大や脳圧の上昇、そして 広背筋・腸腰筋の緊張 などが大きく関係しています。
もし「首の痛みや肩こりが治らない…」とお悩みの方は、
首だけにフォーカスするのではなく、全身を整えることがとても大切です。
当院では、そのお手伝いができます。
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