背中が当たると痛い?棘上靭帯炎・棘間靭帯炎の可能性と整体的ケア法
2025年06月25日
背中の真ん中が当たると痛い?それ、棘上靭帯炎や棘間靭帯炎かもしれません
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
今回は、たまに見かける少し珍しい症状をご紹介します。
「背中の真ん中あたりが、当たると痛いんです…」
そんなご相談で来院される方がいらっしゃいます。
よくある訴えとしては、
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特にぶつけた覚えはないのに痛みがある
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背もたれや壁に背中が当たるとツーンと痛む
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寝ていても、体勢によって痛みが出る
といったものです。
それは「棘上靭帯炎」や「棘間靭帯炎」かもしれません
こうした痛みの多くは、**棘上靭帯(きょくじょうじんたい)や棘間靭帯(きょっかんじんたい)**といった、背骨同士をつなぐ靭帯の炎症によって起こっている可能性があります。
長時間の同じ姿勢や、慢性的な筋肉の緊張、姿勢の崩れが原因となり、
靭帯にストレスがかかることで炎症を起こしてしまうのです。
「何もしていないのに痛い」という感覚には、こうした靭帯の炎症が隠れていることがあります。
中高生のアスリートにも見られます
この症状、実は成長期の中高生アスリートにもときどき見られます。
ジャンプ系の競技(バスケットボール、バレーボールなど)では、
着地時に背骨に縦方向の衝撃が繰り返しかかることで、靭帯に炎症が起きやすくなります。
「ジャンプのあとに背中がズキッとする」
「練習後に背中の真ん中が痛い」
そんな声があれば、棘上靭帯や棘間靭帯の炎症を疑ってみてもよいかもしれません。
たちばな堂での対応
このようなケースでは、痛みのある部位にだけアプローチするのではなく、
全身のバランスを整えることから始めます。
実際、骨盤や体幹のゆがみが原因で背中に余計なストレスがかかっているケースが多いため、
骨格・筋膜・自律神経の調整を組み合わせて、根本からの改善を目指していきます。
必要に応じて、お灸などの温熱療法を使うこともあります。
気になる違和感は早めにケアを
「何となく気になるけど、我慢できるし…」
そんな違和感が、知らないうちに慢性化してしまうケースもあります。
靭帯の炎症は、時間が経つと治りにくくなることもあるため、
なるべく早い段階でのケアがとても大切です。
まとめ
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背中の真ん中がツーンと痛い
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背もたれや寝返りで痛む
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ジャンプの着地後に背中が痛い
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思い当たる原因がない
そんなときは、靭帯の炎症によるものかもしれません。
たちばな堂では、体全体のバランスと神経の働きを整えることで、根本からの改善を目指しています。
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「ずっと調子が悪いわけじゃない」と思えるだけでも、少し心がラクになるかもしれません。
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