心に刺さった“串”をそっと抜く整体──「患者」という言葉の本当の意味とは?
2025年06月8日
心が串刺しの人たち ―「患者さん」という言葉に込められた意味―
こんにちは、前橋たちばな堂の古井戸です。
今日はちょっと、いつもとは違う角度からのお話を。
私たちは日頃「患者さん」と自然に口にしていますが、
この「患者」という言葉、あらためて字を見てみると──
「患う者」と書きますよね。
私が専門学校時代にお世話になった先生が、こんなふうに話してくれたことがあります。
「“患”という字は、“心”に“串”が刺さっているんだよ」
これを聞いたとき、なんだか妙に腑に落ちたのを覚えています。
「患者」という言葉に込められた意味
── “心に串”が刺さっている状態とは?
施術をしていると、からだの痛みや不調を抱えて来院される方の多くが、
どこか心にも「引っかかり」や「重たさ」を抱えているように感じます。
実際、「患」という字のとおり、心に“串”のようなものが刺さってしまっている。
悩みや不安、焦りや怒り、悲しみ……
そういった感情が奥深くに沈んでいて、
それが痛みや不調をより強く感じさせてしまうこともあるんです。
痛みの奥にある、心のひっかかりとは?
── 身体の不調と感情のつながり
例えば、肩こりや腰痛。
もちろん姿勢や筋肉の緊張など、構造的な問題が関係しているのは間違いありません。
でも同時に、
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頑張りすぎている
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気持ちを押し殺している
-
誰にも話せないまま溜めこんでいる
そんな「こころの状態」が、からだに表れているケースも少なくありません。
そして「こころの状態」の根底にあるのは「からだの状態」の働きが悪くなっているからです。
私たち施術者の役割は“串抜き屋”?
── からだと心、両方に寄り添うということ
だからこそ、私たち施術者がやるべきことは、
ただ筋肉を緩めることだけではなく、
“心に刺さった串”を、そっと抜いてあげること。
施術を通して、からだがゆるんでくると、
心のこわばりがふっと緩む瞬間があります。
そうすると不思議と、痛みや違和感まで変わってくるんですよね。
言ってみれば、整体という仕事は「串抜き屋」でもあるのかもしれません。
身体が変わると心の状態が変わってくる
── 整体は“ただの技術”じゃない
身体が元気を取り戻せば、
心の状態は自ずと良くなってくるものです。
それが、たちばな堂の整体スタイルであり、
“技術”だけではない部分で大切にしていることです。
もし今、あなたが「なんとなくつらい」「スッキリしない」
そんな状態にあるなら、
もしかしたら“心の串”が刺さったままなのかもしれません。
ひとりで抱え込まずに、よければ一度お話しを聞かせてくださいね。
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