梅雨になると体調が悪くなる理由|低気圧と自律神経・脳圧の関係とは?
2025年05月24日
梅雨になると不調になるのはなぜ?
〜低気圧と「体が膨らむ」話〜
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
昔、おばあちゃんやご年配の方から
「ひざが痛くなると雨が降るんだよ」なんて話を聞いたこと、ありませんか?
あのころは、
「またおばあちゃん、訳わかんないこと言ってるな〜」なんて思っていませんでしたか?
でも実はこの話、ちゃんと科学的な理由があるんです。
天気が悪くなると、体の中で何が起きてる?
この季節になると、患者さんから
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「天気が悪くなると、体が重だるい…」
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「雨が降る前に頭が痛くなるんです」
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「気分までどんよりしちゃって…」
といった声をよく聞くようになります。
これ、実は気のせいではありません。
大きく関わっているのが「気圧の変化」です。
最近では「気象病」なんて言われています。
飛行機のスナック菓子と“水風船”の話
飛行機に乗ったとき、
スナック菓子の袋がパンパンに膨らんでいるのを見たことはありませんか?
気圧が下がると、袋の中の空気が膨張してしまうんです。
実は、私たちの体もこれと同じような反応をします。
人間の体は約60%が水分(体液)でできているので、
言ってみれば“中身の詰まった水風船”のようなもの。
そのため気圧が下がると…
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頭の中の圧(脳圧)が上がる
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耳の奥のバランス器官(内耳)が影響を受ける
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血管や内臓の中の圧も高まりやすくなる
というように、体の内側がパンパンにふくらむような状態になります。
これが、頭痛・めまい・だるさ・眠気・むくみなどの不調の原因になるんです。
自律神経もフル稼働でヘトヘトに…
こうした気圧の変化に体を合わせようと、
自律神経がフル稼働します。
でも、もともとの蓄積疲労によって、すでにクタクタだった自律神経がさらに
働きが悪くなってしまいます。
その結果、
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やる気が出ない
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イライラする
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寝つきが悪い
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集中できない
といった「なんとなく不調」がどんどん重なってしまうことも…。
対策は“内側からのケア”がカギです
気圧による不調をケアするには、
膨らんだ体の内側をやさしく整えてあげることが大切です。
たとえば、
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脳脊髄液の循環を良くして脳圧を下げる
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全身の筋肉の緊張をゆるめる
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深ーい呼吸が出来るように調整する
など、自律神経や体内の圧のバランスを整える施術が有効です。
たちばな堂では、こうした“目に見えない不調の根っこ”にアプローチする施術を行っています。
まとめ|梅雨どきは「体をいたわる季節」
天気が悪くなると体調を崩しやすい方、
「気のせいかも…」とガマンしていませんか?
毎年この時期に同じような不調が出るなら、
それはきっと、体の内側からのサインです。
“水風船のような私たちの体”を
ふわっと軽くしてあげるだけで、ぐっとラクになるかもしれません。
気になる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
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