【足の付け根の痛み】大腿外側皮神経の圧迫と内臓疲労の関係|前橋市たちばな堂
2025年05月13日
【足の付け根の痛み】大腿外側皮神経の圧迫と内臓疲労の関係|前橋市たちばな堂
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
「足の付け根が痛い」「股関節のあたりがピリピリする」「太ももの外側がしびれる」…
こんなお悩みを抱えて来院される方が、たちばな堂には少なくありません。
特に多いのは、妊娠中や産後の女性。
もちろん男性や高齢の方にも起こり得る症状ですが、意外と見落とされがちです。
一般的に考えられている原因は?
西洋医学では、このような症状は「大腿外側皮神経の絞扼性神経障害」と呼ばれています。
別名「知覚異常性大腿痛(メラルジア・パレステティカ)」とも言います。
この神経は、骨盤から鼠径部を通って太ももの外側に向かう知覚神経で、
この部分が何らかの原因で圧迫されることで、痛みやしびれ、知覚低下が起こるのです。
主な要因は以下のようなものがあります:
-
きついコルセットやガードル、骨盤ベルト
-
自動車のシートベルト
-
妊娠による体型の変化
- 肥満や内臓疲労による骨盤周囲の筋肉の緊張
たちばな堂ではこうとらえています
症状が現れているのは足の付け根ですが、
たちばな堂では「局所の問題だけではなく、全身のバランスの乱れが根本にある」と考えます。
そしてこの乱れの根本には、免疫力・生命力の低下があります。
また、内臓体壁反射の観点からも、肝臓の疲れが太ももの前側の筋肉の緊張や神経の圧迫に関与しているケースが多いと感じています。
改善のカギは「体液(間質液)の流れ」
たちばな堂ではまず、脳脊髄液や血液・リンパを含む体液全体の流れを整え、
神経の通り道や内臓の働きがスムーズになるよう調整します。
間質液の流れが良くなることで、細胞に酸素や栄養がしっかり届き、
炎症の回復が促され、神経の圧迫も自然と改善に向かいやすくなるのです。
そのうえで、腰椎や骨盤の歪みを整え、
圧迫の原因となっている筋肉(腸腰筋・大腿筋膜張筋など)の緊張をゆるめていきます。
最後に
足の付け根の痛みや違和感。
整形外科でレントゲンに異常がないと言われた、治療を受けたけれどスッキリしない…。
そんな方こそ、体全体のバランスや内臓疲労の視点から見直してみる価値があります。
「これは年齢のせいかな」「産後だから仕方ない」とあきらめず、
一度ご相談ください。
たちばな堂は、あなたの自然な回復力を引き出すお手伝いをします。
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「どこに相談したらいいかわからない」そんな時こそ、たちばな堂がお力になります。