2年間続いた顎関節の痛みの症例|腎臓と身体の歪みから考える

2026年01月15日

2年間続いていた顎関節の痛みの症例~Iさん(30代女性)~

たちばな堂の古井戸です。

今回は、2年間続いていた顎関節の痛みで来院されたIさん(30代女性)の症例をご紹介します。

来院のきっかけ

Iさんの主訴は、顎関節の痛みでした。

起きている間は常に痛み、楽な時間がほとんどないという状態が約2年間続いていたそうです。

「今度こそ、徹底的に治したい」そんな強い思いを持って来院されました。

これまでの経過

これまでに、鍼灸院を2か所、歯科医院を2か所巡り、マウスピース作成などできることは一通り試されてきましたが、はっきりとした改善は見られなかったとのこと。

あまりにも症状が変わらないため、「これ以上変わらなければ、心療内科を紹介します」と言われたこともあったそうです。

顎関節の痛みを別の視点で見てみると

顎関節症というと、噛み合わせや歯の問題として考えられることが多いのですが、内臓体壁反射の視点で見ると、顎関節は「腎臓」との関係が深い部位でもあります。

腎臓は、代表的なインナーマッスルである「腸腰筋」と関係するため、身体の歪みをもっとも作り出しやすい臓器の一つです。

その腎臓の働きが落ちてくる背景には、必ず免疫力・生命力の低下があります。

Iさんの場合も、顎だけの問題というより、身体全体の回復力が落ちて力が抜けにくい状態が続いていた印象でした。

初診時に感じた身体の状態

初診時は、全身の緊張が非常に強く、呼吸が浅くて身体が休まらない状態でした。

顎関節だけを調整しても、なかなか変化が出にくい状態だったと感じています。

施術後の変化

当院で施術を受けたあと、Iさんは「今までにない軽さです」と話してくださいました。

2年間、常に痛みを感じていた中で、この「軽さ」はご本人にとっても大きな変化だったようです。

顎を無理にどうこうするというよりも、免疫力・生命力が働きやすい状態を整えた結果として、顎への負担が軽くなったという印象でした。

今回の症例から

長期間続く顎関節の痛みは、顎そのものの問題、噛み合わせの問題、精神的なもの、と片付けられてしまうこともあります。

しかし実際には、身体の回復力の低下が結果として顎関節に出ているケースもあります。

まとめ

2年間続いていた症状でも、身体の状態が変わることでこれまでにない変化が出ることがあります。

「どこが悪いのか」ではなく、身体がどういう状態なのか。

同じように顎関節の痛みで悩まれている方の、一つの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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