ケガが重なったあとに不調が広がった症例|回復力と内臓の影響から考える
2026年01月10日
ケガが重なったあとに広がっていた不調の症例~ご紹介で来院されたOさん(40代女性)~
たちばな堂の古井戸です。
今回は、当院に通われている患者さんのご紹介で来院されたOさん(40代女性)の症例をご紹介します。
来院時の主な症状
Oさんは、数か月のあいだに複数のトラブルが重なっていました。
・8月に転倒し、右足首の甲をはく離骨折 ・その後も足首周りの痛みがなかなか引かない ・12月に右膝を捻り、痛みと膝に水が溜まる ・右前腕から手にかけての痺れ ・歩行時の違和感、曲げるとズキズキする痛み、日常的な腫れや痺れ
「どこが悪いのか分からない」そんな状態での来院でした。
症状を“部分”ではなく“全体”で見てみると
今回の症状を、内臓体壁反射や身体の回復力という視点で見てみると、いくつかの共通点が見えてきました。
【膝の症状について】
膝の痛みや水が溜まるといった症状は、内臓体壁反射的に見ると「肝臓」の影響が関係していることがあります。
肝臓は疲労やストレスの影響を受けやすい臓器でもあり、回復力が落ちていると、こうした形で表に出てくることがあります。
【足首周りのケガについて】
足首周りのケガが長引いている点については、生命力そのものの低下が背景にある印象でした。
回復する力が落ちていると、骨折や捻挫そのものは治っていても、「なんとなく痛い」「違和感が残る」状態が続きやすくなります。
【前腕から手の痺れについて】
右前腕から手にかけての痺れは、「心臓—食道裂孔(横隔膜)」の緊張が関係していると考えられました。
横隔膜の動きが悪くなると、呼吸や循環にも影響が出やすく、腕や手といった離れた部位に症状が出ることもあります。
施術の経過
・初診(昨年12月)
歩行や動作での痛みが強く、膝にははっきりと水が溜まっている状態。
まずは痛い場所を追いかけるのではなく、身体全体の回復力(免疫力・生命力)を引き出すことを優先しました。
・2回目(昨年末)
膝の水はだいぶ減り、痛みの質もやわらいできたとのこと。
ご本人も「少し楽になった気がします」と変化を感じられていました。
・3回目(年明け)
日常動作では、ほとんど気にならない程度まで回復。
歩行時の違和感や曲げたときのズキズキ感もかなり落ち着いていました。
今回の症例から感じたこと
今回のOさんのケースでは、ケガそのもの、内臓の疲れ、生命力の低下、これらが重なって症状として表に出ていた印象です。
一つひとつは別の症状に見えても、身体全体で見るときちんとつながっています。
まとめ
ケガをしたあとに、痛みが長引く、別の場所まで不調が出てくる、なかなかスッキリしない……そんなときは、「患部だけの問題ではない」ことも少なくありません。
身体が本来持っている回復力が働きやすい状態を整えることで、変化が出てくるケースもあります。
同じようなお悩みがある方は、お気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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