春に増えるめまい・ふらつきの原因とは?東洋医学で見る肝と胆の関係

2026年03月26日

 春に増える「ふらつき・めまい」 東洋医学から見た原因

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

春になると、

・ふらつく

・めまいがする

・頭がぼーっとする

といった症状を感じる方が増えてきます。

気温や気圧の変化も影響しますが、

この時期特有の身体の変化も関係しています。

春は「肝」と「胆」の季節

東洋医学では、春は「木」の季節とされ、

「肝(かん)」と「胆(たん)」

が関係していると考えられています。

肝は

・全身の気(エネルギー)の流れを整える

・血を蓄える

といった働きがあります。

また胆は、肝と協力しながら

・消化

・精神の安定

・決断力

などに関係しています。

春はこの「肝・胆」に負担がかかりやすい季節です。

 東洋医学の「肝」と「胆」は少し意味が違います

ここで一つ補足です。

東洋医学で出てくる

「肝=肝臓」

「胆=胆のう」

と完全に同じものではなく、

身体の働きを表す東洋医学的な考え方になります。

ですが、

現代に生きる私たちにも

たくさんのヒントを与えてくれます。

春は「風」の影響を受けやすい

東洋医学では、春は「風(ふう)」の影響を受けやすい季節と考えられています。

風には

・動き回る

・上にのぼる

という性質があります。

肝の働きが乱れると、

体の中の気が上にのぼりやすくなり、

頭の方へ一気に集まることがあります。

これを

「肝陽上亢(かんようじょうこう)」

と呼びます。

イメージとしては、

木が風に揺れるように、

・ふわふわする

・頭が揺れる感じ

・ぐるぐる回る

といっためまいが起こりやすくなります。

 胆経と頭・耳の症状

もう一つ関係するのが

**胆経(たんけい)**という経絡です。

胆経は、足から体の側面を通り、

耳の周りやこめかみ、頭の横

を巡っています。

そのため、この流れが乱れると

・めまい

・耳鳴り

・側頭部の痛み

といった症状が出ることがあります。

春は特にこの「肝・胆」に負担がかかりやすいため、

こうした不調が出やすい時期です。

春の養生(今すぐできること)

春を少しでも快適に過ごすために、

簡単なケアをご紹介します。

・酸味を取り入れる

梅干しやレモンなどの酸味は、肝を助けるとされています。

・目を休める

「肝は目に開竅する」と言われ、目の使いすぎは負担になります。

・こめかみをゆるめる

耳の上やこめかみをやさしく触れて、緩めてあげましょう。

まとめ

春は、

身体が冬から春へと切り替わる時期です。

陽気が上がる一方で、

身体がまだ追いついていないこともあります。

無理をせず、

少しゆったり過ごすことも

この時期の大切な養生の一つです。

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