血流改善だけで本当に健康になれる?体液循環と間質液の大切な役割|前橋・たちばな堂

2026年07月29日

血流改善だけで本当に健康になれる?|実はもっと大切な「体液」のお話

このたびの熊本県を中心とした地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

被災地の一日も早い復旧と、皆様が安心して日常を取り戻せますことを心よりお祈り申し上げます。

 

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

テレビや雑誌、インターネットなどで、

「血流を良くしましょう!」

という言葉をよく目にします。

もちろん、血液の流れは健康にとってとても大切です。

でも実は、私たちの体を流れている液体は血液だけではありません。

今回は、たちばな堂が大切にしている**「体液循環」**について、できるだけ分かりやすくお話ししたいと思います。

私たちの体の約60%は水分です

成人の体は、およそ60%が水分でできています。

この水分を「体液」と呼び、大きく2つに分けられます。

  • 細胞内液:約40%
  • 細胞外液:約20%

つまり、体液の約3分の2は細胞の中にあり、約3分の1は細胞の外にあります。

細胞外液の主役は「間質液」

さらに細胞外液は、

  • 間質液(組織間液):約15%
  • 血漿:約4%
  • 経細胞液:約1%

に分けられます。

この約1%の経細胞液の中には、

  • 脳脊髄液
  • 関節液
  • 眼房水
  • 消化液
  • 唾液

などがすべて含まれています。

つまり、**細胞外液の約4分の3を占めているのは「間質液」**なんですね。

間質液は細胞の「生活環境」

では、間質液とは何でしょうか。

簡単にいうと、細胞と細胞の間を満たしている液体です。

毛細血管から運ばれてきた酸素や栄養は、一度この間質液を通って細胞へ届けられます。

反対に、細胞から出た二酸化炭素や老廃物も、まず間質液へ出され、その後、血液やリンパ液によって回収されます。

つまり、間質液は**細胞が元気に働くための「生活環境」**ともいえる存在なんです。

実は、血液もほとんどが毛細血管系です

「血流」と聞くと、太い動脈や静脈をイメージする方が多いかもしれません。

しかし、全身の血液循環を考えると、

  • 動脈側:約0.5%
  • 静脈側:約0.5%
  • 残りの約99%は毛細血管レベルで循環している

と考えられています。

そして、実際に細胞へ酸素や栄養を届けたり、老廃物を回収したりする「物質交換」が行われているのも、この毛細血管です。

さらに、その受け渡し役をしているのが間質液です。

つまり、毛細血管と間質液はセットで働いているということなんですね。

「血流改善」だけではなく、「体液循環」が大切

血流を良くすることは、もちろん大切です。

でも、それだけでは細胞は元気になれません。

血液が酸素や栄養を運び、

間質液が細胞へ届け、

リンパ液が老廃物の回収を助け、

脳脊髄液が脳や脊髄の環境を保つ。

それぞれの体液が連携しながら「めぐる」ことで、細胞は本来の働きを発揮できるのです。

だから、たちばな堂では**「血流」だけではなく、「体液循環」全体**を大切に考えています。

たちばな堂が大切にしていること

たちばな堂では、「血流だけ」「脳脊髄液だけ」を見るのではなく、体液全体のめぐりを大切にしています。

たちばな堂の施術では、**脳の呼吸(ポンプ機能)**を整えることで、血液・間質液・リンパ液・脳脊髄液など、全身の体液循環が本来のリズムを取り戻しやすい状態を目指しています。

すると、毛細血管から細胞へ酸素や栄養が届きやすくなり、細胞から出た老廃物も回収されやすくなります。

つまり、細胞一つひとつが元気に働ける環境づくりを目指しているのです。

私たちは施術で病気を治しているのではありません。

体が本来持っている回復力や自然治癒力を発揮しやすい環境を整えること。

それが、たちばな堂の施術です。

最後に

健康というと「血流」が注目されることが多いですが、実際には血液だけでなく、間質液やリンパ液、脳脊髄液など、さまざまな体液が協力しながら体を支えています。

その中でも、細胞のまわりを満たしている間質液は、細胞が元気に働くために欠かせない存在です。

たちばな堂では、こうした体液全体のめぐりを整えることで、本来備わっている回復力を発揮しやすい体づくりのお手伝いをしています。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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「どこに相談したらいいかわからない」そんな時こそ、たちばな堂がお力になります。

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生きているだけで体は疲れます|疲労と回復のしくみをやさしく解説|前橋・たちばな堂

2026年07月27日

生きているだけで、体は疲れます|だから「回復」が大切なんです

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

患者さんとお話をしていると、

「先生、そんなに無理はしていないんですけど、なんだか疲れるんです。」

という声をよく耳にします。

でも実は、それはとても自然なことなんです。

なぜなら、私たちは生きているだけでエネルギーを使っているから。

今日はそんなお話です。

何もしなくてもエネルギーを使っています

人間は、じっと横になっていてもエネルギーを消費しています。

心臓は休まず動き続け、

肺は呼吸を繰り返し、

脳は絶えず情報を処理し、

体温も一定に保たれています。

これら生命を維持するために必要なエネルギーを基礎代謝といいます。

実は、この基礎代謝だけで、**1日に消費するエネルギーの約60〜70%**を占めています。

つまり、何もしなくても、体は一日中働き続けているんですね。

生命活動を支えているのは「基礎代謝」

基礎代謝の多くは、自律神経の働きによってコントロールされています。

・呼吸

・心拍

・血圧

・体温

・消化

これらはすべて、自分で意識しなくても24時間働き続けています。

以前の記事でもご紹介しましたが、その司令塔となっているのが、**脳の中心部にある間脳の「視床下部」**です。

つまり、生きているということは、それだけで脳も体も働き続けているということなんです。

「生活すること」もエネルギーを使います

もちろん、基礎代謝だけではありません。

・仕事をする。

・歩く。

・家事をする。

・運動をする。

・趣味を楽しむ。

・友達とおしゃべりをする。

こうした日常の活動で使われるエネルギーは、活動代謝と呼ばれ、全体の約30%を占めています。

さらに、食事をすると、食べたものを消化・吸収するためにもエネルギーが使われます。

これを**食事誘発性熱産生(DIT)**といい、およそ10%ほどです。

つまり私たちは、

生きるためにもエネルギーを使い、生活するためにもエネルギーを使っている。

ということになります。

疲れることは悪いことではありません

ここで大切なのは、

疲れること自体は悪いことではない

ということです。

生きていれば疲れます。

仕事をすれば疲れます。

楽しい旅行でも疲れます。

好きなゴルフを一日楽しんでも疲れますよね(笑)。

疲労は、生きて活動した証でもあるんです。

問題なのは、その疲れを十分に回復できなくなることです。

→回復と疲労の関係については、こちらの記事でも図を使って分かりやすくご紹介しています。

回復が追いつかなくなると不調が始まります

以前、「回復力と不調のバランス」の記事でもお話ししましたが、

体は毎日、

疲労する力

回復する力

のバランスを取りながら働いています。

ところが…

・睡眠不足

・ストレス

・栄養不足

・加齢

・体液のめぐりの低下

こうしたことが重なると、回復が疲労に追いつかなくなります。

すると、

「なんとなく疲れが抜けない」

「朝からだるい」

「肩や腰がつらい」

といった不調として現れてきます。

だから体を整える時間が大切

たちばな堂では、施術によって体液のめぐりを整え、脳が本来の働きを発揮しやすい状態を目指しています。

それは、「疲れない体」をつくるためではありません。

疲れても回復しやすい体をつくるためです。

生きている限り、疲労をゼロにすることはできません。

だからこそ、毎日しっかり回復できる体を育てていくことが、健康への近道なのだと思います。

最後に

私たちは、生きているだけでエネルギーを使い、少しずつ疲労しています。

それは決して悪いことではありません。

大切なのは、疲れないことではなく、疲れても回復できること。

その回復する力を支えているのが、脳の働きであり、自律神経であり、体のめぐりです。

本来、私たちの体には自ら回復しようとする力が備わっています。

ですから、睡眠をしっかりとり、栄養を摂り、適度に体を動かしながら、自然に回復できるのが一番です。

でも、忙しさやストレス、年齢による変化などで、その回復力だけでは追いつかないこともあります。

そんなときは、一人で頑張りすぎず、どうぞ私たちを頼ってください。

たちばな堂は、皆さんが本来持っている**「回復する力」**を発揮しやすい体づくりのお手伝いをしています。

毎日を元気に過ごすためのパートナーとして、お役に立てれば嬉しいです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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「自律神経」って何をしているの?役割と乱れる原因をやさしく解説|前橋・たちばな堂

2026年07月25日

「自律神経」って何をしているの?|よく聞く言葉をやさしく解説します

こんにちは、たちばな堂の古井戸です。

患者さんとお話をしていると、

「先生、自律神経ってよく聞くけど、実はよく分からないんです。」

と言われることがあります。

テレビや雑誌、インターネットでも「自律神経」という言葉を目にする機会は増えました。

でも、「具体的に何をしているの?」と聞かれると、意外と説明できない方も多いのではないでしょうか。

今日は、自律神経についてできるだけ分かりやすくお話ししたいと思います。

自律神経は24時間働き続けています

私たちは寝ている間も心臓が止まることはありません。

呼吸も続いていますし、食べたものは消化・吸収され、体温も一定に保たれています。

これらは、自分で意識して行っているわけではありません。

こうした生命活動を24時間休むことなくコントロールしているのが、自律神経です。

例えば、

  • 呼吸
  • 心拍
  • 血圧
  • 体温調節
  • 消化・吸収
  • 発汗
  • 血液循環

など、生きていくために欠かせない働きを自動で調節しています。

まさに「縁の下の力持ち」といえる存在ですね。

自律神経には2つの役割があります

自律神経は、大きく分けると交感神経副交感神経の2つから成り立っています。

交感神経は、活動するときに働く神経です。

仕事をするとき、運動をするとき、緊張するときなどは、交感神経が優位になります。

一方、副交感神経は休息や回復を担当しています。

眠るとき、食事をするとき、リラックスしているときには、副交感神経が優位になります。

「アクセル」と「ブレーキ」のような関係

よく、自律神経は車に例えられます。

交感神経はアクセル。

副交感神経はブレーキ。

どちらか一方だけが大切なのではありません。

走るためにはアクセルが必要ですし、安全に止まるためにはブレーキも必要です。

健康な状態とは、この2つが状況に応じて上手に切り替わっている状態なんです。

自律神経の「司令塔」は脳にあります

では、この自律神経は、いったい誰がコントロールしているのでしょうか。

その司令塔となっているのが、**脳の中心部にある「間脳」の中の「視床下部(ししょうかぶ)」**です。

視床下部は、脳幹や下垂体とも連携しながら、

  • 呼吸
  • 体温
  • 血圧
  • 睡眠
  • 食欲
  • ホルモン分泌
  • 自律神経

など、生きていくために欠かせない働きを24時間休むことなくコントロールしています。

つまり、自律神経だけが単独で働いているわけではなく、脳全体の働きの一部なんですね。

「自律神経を整える」よりも大切なこと

最近は「自律神経を整えましょう」という言葉をよく耳にします。

もちろん、その考え方自体は間違いではありません。

ただ私は、本当に大切なのは自律神経だけを何とかしようとすることではないと思っています。

司令塔である脳が本来の働きを発揮できれば、自律神経は必要に応じて交感神経と副交感神経を自然に切り替えています。

つまり、

「自律神経のバランスを整える」ことが目的なのではなく、司令塔である脳が本来の働きを発揮できる状態をつくること。

その結果として、自律神経も自然とバランスを取り戻していく。

これが、たちばな堂の考え方です。

バランスが崩れると不調が現れます

ところが、忙しさやストレス、睡眠不足などが続くと、脳にも大きな負担がかかります。

すると、自律神経の切り替えもうまくいかなくなり、

  • 疲れが抜けない
  • よく眠れない
  • 肩や首がこる
  • めまい
  • 動悸
  • 胃腸の調子が悪い

といった、さまざまな不調として現れることがあります。

病院で検査をしても「異常なし」と言われることが多いのも、このようなケースでは珍しくありません。

たちばな堂が大切にしていること

たちばな堂では、痛みや症状だけを見るのではなく、体液の循環を整え、脳が本来の働きを発揮しやすい環境をつくることを大切にしています。

すると、その結果として自律神経も本来のリズムを取り戻しやすくなり、体が持っている自然治癒力も発揮されやすくなります。

私は施術で体を「治す」のではなく、体が自ら回復しやすい状態をつくるお手伝いをしているに過ぎません。

最後に

自律神経は、私たちが生きていくために24時間働き続けている、とても大切な仕組みです。

だからこそ、頑張り続けるだけではなく、しっかり休み、眠り、体を整える時間も必要です。

司令塔である脳が元気に働ける環境をつくること。

それが結果として、自律神経の働きを支え、毎日を元気に過ごすことにつながっていくのだと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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