その鼻水は風邪じゃない?秋の花粉と身体の回復力を整える話

2026年10月3日

その鼻水、風邪じゃないかも?|秋の花粉にご注意を

こんにちは。

前橋市の整体院「たちばな堂」の古井戸です。

「花粉症」と聞くと、春を思い浮かべる方が多いと思います。

スギやヒノキの花粉が飛ぶ春は、花粉症の季節というイメージがありますよね。

ところが、実は秋にも花粉は飛んでいます。

この時期になると、

  • 「なんだか鼻水が出る」

  • 「鼻が詰まる」

  • 「目がかゆい」

  • 「くしゃみが増えた」

なんてことはありませんか?

「風邪でもひいたかな?」と思っていたら、実は秋の花粉が関係していた……ということもあります。

秋にも花粉は飛んでいます

秋の花粉として知られているのが、ブタクサやヨモギなどの植物です。

春のスギ・ヒノキとは違い、秋は草むらや河川敷、空き地などに生えている植物が花粉を飛ばします。

そのため、

「春は大丈夫だから、私は花粉症じゃない」

とは限りません。

季節が変わって、「最近なんだか鼻の調子がおかしいな」という方は、秋の花粉も一つの可能性として考えてみてもいいでしょう。

たちばな堂では、花粉症の症状を少し違った角度から見ています

一般的には、花粉症は花粉に対する身体の免疫反応によって、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが起こると考えられています。

もちろん、それは大切な視点です。

ただ、たちばな堂では、もう少し身体全体から症状を見るようにしています。

例えば、

  • 目のかゆみ、鼻水、鼻づまりなどは、肝臓との関連が強い

  • アレルギー症状そのものについては、副腎との関連も考える

というのが、私たちの身体の捉え方です。

もちろん、

「鼻水が出たから肝臓が悪い」

「目がかゆいから肝臓が悪い」

という単純な話ではありません。

そうではなく、

「その症状が出ているとき、身体のどこに負担がかかっているのだろう?」

という視点です。

これは、私が30年以上身体を見てきて、少しずつ変わってきた身体の見方でもあります。

そして、その土台にあるのが「回復力」

もう一つ、大切にしているのが、

回復力=免疫力+生命力

という考え方です。

花粉という外からの刺激がある。

これは変えられません。

でも、その刺激を受けたときに、身体がどう反応するのかは、人によって違います。

同じ季節に、同じような環境で生活していても、

「毎年ひどくなる人」もいれば、「少しくしゃみが出るくらい」という人もいます。

もちろん、花粉の量や体質など、いろいろな要素があります。

だからこそ私は、「花粉が飛んでいるから仕方ない」だけで終わらせたくないんです。

  • 花粉という外からの刺激

  • それを受け止める身体の状態

この両方から考えてみる。

そこに、身体を整える意味があると思っています。

「花粉症だから花粉だけを見る」ではなく

これは花粉症に限った話ではありません。

身体に何か症状が出ると、「この症状にはこれ」と、つい症状そのものだけを見てしまいます。

もちろん、それも必要です。

目がかゆければ目をケアする。

鼻水が出れば鼻の症状に対処する。

必要であれば医療機関を受診する。

そういったことは大切です。

そのうえで、

「そもそも、今の自分の身体はちゃんと回復できる状態なのかな?」

と、一歩引いて身体全体を見てみる。

私は、こちらも大切だと思っています。

秋の花粉対策と、身体の準備

花粉が多い時期には、できるだけ花粉を避けることも大切です。

外出時のマスクやメガネ、帰宅時に花粉を落とすことなど、基本的な対策をしておきましょう。

症状が強い場合や、長く続く場合は、花粉症だけとは限りません。

自己判断で済ませず、必要に応じて医療機関で確認することも大切です。

そのうえで、

「毎年この時期になると調子が悪くなる」という方は、花粉だけではなく、自分の身体の状態にも目を向けてみる。

そんな考え方も、あっていいと思います。

たちばな堂では、花粉症そのものをどうにかするというより、身体が本来持っている回復する力を取り戻していく。

そんな視点から身体を見ています。

花粉の季節は、毎年やってきます。

だったら、

「今年もまた花粉の季節が来た……」だけではなく、

「今年は、花粉を受け止められる身体を作っておこう」

と考えてみるのもいいかもしれません。

秋の花粉に悩まされている方は、まずは身の回りの花粉対策から。

そして、もう一つ。

自分の身体の「回復力」にも、ちょっと目を向けてみてください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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腎臓の本当の役割とは?「水」と「体の歪み」を整える視点

2026年10月1日

腎臓って、何をしてるんだっけ?|身体の「水」と「歪み」に関わる臓器

こんにちは、前橋市の整体院「たちばな堂」の古井戸です。

以前「肝臓」についての記事を書きましたが、今回はその続きとして「腎臓」のお話です。

施術中に「腎臓周辺が少し疲れていますね」とお話しすると、「そもそも腎臓って何をしているの?」と聞かれることがあります。

今回は、腎臓の基本をおさらいしながら、30年以上身体を見てきた私なりの視点をお伝えします。

1日150Lをろ過する「高性能フィルター」

腎臓は腰の少し上に左右1つずつあり、重さは2つ合わせても約300gほどの小さな臓器です。

しかし、その小さな身体で「1日に約150L(大型ドラム缶約1本分)」もの血液をろ過しています。

ただ尿を作るだけでなく、

・老廃物の排出
・体内の水分
・電解質・酸アルカリのバランス調整
・血圧の調整やホルモンの分泌

など、「身体の中の環境を常に一定に保つ」という凄まじい仕事を黙々とこなしています。

大量にろ過して必要なものをしっかり回収する、まさに身体の「高性能な環境維持装置」です。

腎臓と身体の「歪み」の意外な関係

ここからが「たちばな堂の視点」です。

腎臓は腰の奥深く、姿勢を支える重要筋肉である「腸腰筋(ちょうようきん)」のすぐ近くに位置しています。

私の臨床経験では、腎臓が疲労してくると腸腰筋の緊張が強くなり、そこから骨盤の傾き ➔ 背骨や背中(広背筋)の張りへと連動していくケースを多く見ます。

・慢性的な腰痛や股関節の違和感
・頭痛、顎関節の違和感
・足のむくみや冷え

「腰が痛い=腎臓が悪い」という単純な話ではありませんが、腎臓は身体のバランス(歪み)にも大きな影響を与えていると感じています。

「腰だけ」を見ていては見えないものがある

「むくむから腎臓」「腰が痛いから腰の筋肉」とパーツだけで判断するのではなく、

・体液(血液・リンパ液)の流れ
・腸腰筋や骨盤のバランス
・睡眠や休養の状態

まで含めて、「今、身体全体で何が起きているのか?」と視野を広げていく。これが今の私の身体の見方です。

心臓のように動く音が聞こえるわけでもなく、今日も黙々と150Lのろ過を続けてくれている腎臓。

普段は意識しない臓器ですが、たまには「いつも身体を整えてくれてご苦労さん」と労わってあげたいですね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※尿の異常や強いむくみ、健診での指摘などがある場合は、自己判断せず医療機関での受診をおすすめします。

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ゴルフ肘・野球肘の痛みに!肘だけを見ない理由

2026年09月29日

肘の内側が痛い「ゴルフ肘・野球肘」|肘だけを見ない理由

こんにちは。前橋市の整体院「たちばな堂」の古井戸です。

今回は、肘の内側の痛みについてのお話です。

肘の内側が痛くなる症状は「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」と呼ばれ、一般的にはゴルフ肘・野球肘・フォアハンドテニス肘などとして知られています。

肘の内側が痛くなるのはなぜ?

一般的には、手首を内側に曲げたり前腕を繰り返し使ったりする動作で、肘の筋肉や腱に負担がかかることが原因とされています。

・野球の投球動作
・ゴルフのスイング
・テニスのフォアハンド
・重い荷物を持つ
・手首を使う作業

昔の私は「使いすぎだから肘が痛くなったんだろう」と単純に考え、肘周辺の筋肉を緩めたりストレッチを指導したりしていました。

もちろんそれも大切ですが、長くこの仕事をしていると「本当にそれだけなのかな?」と思うようになります。

同じように使っても、痛くなる人と痛くならない人がいる

同じ練習量でゴルフやテニスをしていても、毎回肘を痛める人もいれば、ほとんど痛めない人もいます。フォームや年齢の違いもありますが、それだけでは説明しきれません。

そこで大切になるのが「その人の回復力はどうなっているか?」という視点です。

身体を使うこと自体は悪いことではありません。大切なのは「使うこと」と「回復すること」のバランスです。

使う量に対して回復(生命力+免疫力)が追いつかなくなると、身体の弱い部分に負担が集中し、それがたまたま「肘」に現れている可能性があります。

「肘だけ」を見ない。身体全体の反応を確かめる

だから「肘が痛い=肘だけが悪い」と決めつけるのは少し違うと考えています。

肘関節や周辺の筋肉の状態を確認したうえで、当院では「なぜこの人は肘に負担が集まっているのか?」を身体全体から探っていきます。

そのひとつとして、当院では「内臓体壁反射(内臓と筋肉・皮膚の連動)」の考え方も取り入れています。身体はすべて繋がっているため、食道裂孔周辺など身体全体の反応や体液循環を確認しながら、負担が集まっている理由を紐解いていきます。

昔と今のアプローチの違い

2013年頃の私は、肘関節周辺の筋肉をほぐす、ストレッチ、アイシングといった「肘そのものへの対応」が中心でした。

今のたちばな堂では、

・回復力を保つための体液循環の調整
・肘関節の調整
・適切なセルフケア指導

を行い、「肘に負担が集中してしまう身体の状態そのもの」を整えるアプローチを行っています。

「使いすぎ」だけを責めなくていい

スポーツ障害になると「練習のしすぎです」と言われがちですが、使ったらちゃんと回復させるサイクルができていれば身体は対応できます。

もし何度も同じ肘を痛めているなら、「また使いすぎたかな」と自分を責めるだけでなく、「最近、ちゃんと回復できているかな?」という視点を持ってみてください。

痛いところだけに囚われず、身体全体を見直すきっかけにしていただければ幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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