生きているだけで体は疲れます|疲労と回復のしくみをやさしく解説|前橋・たちばな堂
2026年07月27日
生きているだけで、体は疲れます|だから「回復」が大切なんです
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
患者さんとお話をしていると、
「先生、そんなに無理はしていないんですけど、なんだか疲れるんです。」
という声をよく耳にします。
でも実は、それはとても自然なことなんです。
なぜなら、私たちは生きているだけでエネルギーを使っているから。
今日はそんなお話です。
何もしなくてもエネルギーを使っています
人間は、じっと横になっていてもエネルギーを消費しています。
心臓は休まず動き続け、
肺は呼吸を繰り返し、
脳は絶えず情報を処理し、
体温も一定に保たれています。
これら生命を維持するために必要なエネルギーを基礎代謝といいます。
実は、この基礎代謝だけで、**1日に消費するエネルギーの約60〜70%**を占めています。
つまり、何もしなくても、体は一日中働き続けているんですね。
生命活動を支えているのは「基礎代謝」
基礎代謝の多くは、自律神経の働きによってコントロールされています。
・呼吸
・心拍
・血圧
・体温
・消化
これらはすべて、自分で意識しなくても24時間働き続けています。
以前の記事でもご紹介しましたが、その司令塔となっているのが、**脳の中心部にある間脳の「視床下部」**です。
つまり、生きているということは、それだけで脳も体も働き続けているということなんです。
「生活すること」もエネルギーを使います
もちろん、基礎代謝だけではありません。
・仕事をする。
・歩く。
・家事をする。
・運動をする。
・趣味を楽しむ。
・友達とおしゃべりをする。
こうした日常の活動で使われるエネルギーは、活動代謝と呼ばれ、全体の約30%を占めています。
さらに、食事をすると、食べたものを消化・吸収するためにもエネルギーが使われます。
これを**食事誘発性熱産生(DIT)**といい、およそ10%ほどです。
つまり私たちは、
生きるためにもエネルギーを使い、生活するためにもエネルギーを使っている。
ということになります。
疲れることは悪いことではありません
ここで大切なのは、
疲れること自体は悪いことではない
ということです。
生きていれば疲れます。
仕事をすれば疲れます。
楽しい旅行でも疲れます。
好きなゴルフを一日楽しんでも疲れますよね(笑)。
疲労は、生きて活動した証でもあるんです。
問題なのは、その疲れを十分に回復できなくなることです。
→回復と疲労の関係については、こちらの記事でも図を使って分かりやすくご紹介しています。
回復が追いつかなくなると不調が始まります
以前、「回復力と不調のバランス」の記事でもお話ししましたが、
体は毎日、
疲労する力と
回復する力
のバランスを取りながら働いています。
ところが…
・睡眠不足
・ストレス
・栄養不足
・加齢
・体液のめぐりの低下
こうしたことが重なると、回復が疲労に追いつかなくなります。
すると、
「なんとなく疲れが抜けない」
「朝からだるい」
「肩や腰がつらい」
といった不調として現れてきます。
だから体を整える時間が大切
たちばな堂では、施術によって体液のめぐりを整え、脳が本来の働きを発揮しやすい状態を目指しています。
それは、「疲れない体」をつくるためではありません。
疲れても回復しやすい体をつくるためです。
生きている限り、疲労をゼロにすることはできません。
だからこそ、毎日しっかり回復できる体を育てていくことが、健康への近道なのだと思います。
最後に
私たちは、生きているだけでエネルギーを使い、少しずつ疲労しています。
それは決して悪いことではありません。
大切なのは、疲れないことではなく、疲れても回復できること。
その回復する力を支えているのが、脳の働きであり、自律神経であり、体のめぐりです。
本来、私たちの体には自ら回復しようとする力が備わっています。
ですから、睡眠をしっかりとり、栄養を摂り、適度に体を動かしながら、自然に回復できるのが一番です。
でも、忙しさやストレス、年齢による変化などで、その回復力だけでは追いつかないこともあります。
そんなときは、一人で頑張りすぎず、どうぞ私たちを頼ってください。
たちばな堂は、皆さんが本来持っている**「回復する力」**を発揮しやすい体づくりのお手伝いをしています。
毎日を元気に過ごすためのパートナーとして、お役に立てれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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