熱中症と脳卒中を間違えないで|夏の体調不良に注意

2026年08月25日

熱中症と脳卒中を間違えないで|夏の体調不良で知っておきたいこと

こんにちは、前橋の整体、たちばな堂の古井戸です。

暑い日が続くと、

  • 「ちょっと頭が痛い」
  • 「気持ち悪い」
  • 「めまいがする」
  • 「なんだかフラフラする」

そんな症状が出ることがあります。夏になると、まず思い浮かぶのが熱中症ですよね。

もちろん、猛暑の時期には熱中症への注意が必要です。ただ、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。

それは、「暑いから、熱中症だろう」と自己判断しないこと

なぜなら、熱中症と脳卒中では、初期に似たような症状が出ることがあるからです。

「熱中症だと思っていたら……」という危険性

以前、野球観戦後に頭痛や吐き気を訴え、SNS上でも「熱中症になった」と発信していた方が、その後、くも膜下出血で亡くなったという出来事がありました。

もちろん、すべての頭痛や吐き気が脳卒中というわけではありません。ですが、「夏だから熱中症だろう」と決めつけてしまうことには注意が必要です。

特に脳卒中は、発症から早い段階で適切な医療を受けることが重要です。「少し休めば大丈夫かな」と様子を見ているうちに、受診が遅れてしまう可能性もあります。

熱中症と脳卒中は、症状が似ていることがあります

熱中症では、

  • 頭痛、めまい
  • 吐き気、嘔吐
  • だるさ、ふらつき
  • 意識がぼんやりする

などの症状が出ることがあります。

一方、脳卒中でも、 ・突然の激しい頭痛 ・吐き気、嘔吐 ・めまい、ふらつき ・意識障害

などが起こることがあります。

このため、「頭が痛いから熱中症」「吐き気があるから暑さにやられた」と、症状だけで判断するのは危険です。

こんな症状があったら、特に注意してください

脳卒中を疑うサインとして、次のような症状があります。

  • 突然の激しい頭痛 特に「今まで経験したことがないような突然の激しい頭痛」が起こった場合は、くも膜下出血などの可能性もあります。「いつもの頭痛」と決めつけないことが大切です。

  • 片側の手足に力が入らない 「右手が動かしにくい」「片方の足に力が入らない」など、左右どちらかに突然の異常が出た場合は要注意です。

  • ろれつが回らない 「言葉が出てこない」「何を言っているのか自分でも分からない」「相手の話が理解できない」といった変化も、脳卒中のサインの一つです。

  • 立てない・歩けないほどのふらつき 単なる「ちょっとしためまい」ではなく、突然フラフラして立っていられないという場合も注意が必要です。

  • 物が二重に見える 突然、物が二重に見える、視野がおかしいなどの変化が出た場合も、自己判断せず医療機関への相談が必要です。

「夏だから熱中症」と決めつけない

夏になると、テレビやインターネットでも熱中症のニュースをたくさん目にします。それ自体はとても大切なことです。

ただ、その情報が頭に入っているからこそ、「この暑さだから熱中症だろう」と思い込みやすくなることもあります。これが、いわば「猛暑の罠」です。

もちろん熱中症の可能性もあります。しかし、同じような症状を起こす別の病気があることも知っておく。それだけでも、いざというときの判断が変わってくると思います。

迷ったときは「様子を見る」より相談を

体調不良があったとき、「もう少し休んでみよう」「水分を取れば大丈夫かな」と様子を見たくなることもあります。

もちろん、軽い熱中症であれば、涼しい場所で休み、水分・電解質を補給することで改善する場合もあります。

ただし、症状が強い、急に症状が出た、いつもと違う、意識がおかしい、神経症状があるという場合は、自己判断せず、速やかに医療機関へ相談してください。

特に、突然の激しい頭痛、片側の麻痺、ろれつが回らない、意識障害など、脳卒中が疑われる症状がある場合は、119番通報をためらわないことが大切です。

「大げさかな?」と思うくらいでも構いません。結果的に何もなければ、それが一番です。

たちばな堂から、ひとつだけお願い

たちばな堂は整体院です。ですから、体の不調についてお話しする機会は多いのですが、「これは整体で様子を見ていい症状なのか?」という判断が大切な場面もあります。

特に、突然の激しい頭痛や、麻痺、ろれつが回らない、意識がおかしいなどの症状がある場合は、整体より先に医療機関です

ここは、はっきりお伝えしておきたいと思います。

体を整えることも大切です。でも、それ以上に大切なのは、必要なときに必要な医療につながることです。

まとめ|「暑いから」で片づけない

夏の体調不良では、熱中症はもちろん注意しなければいけません。

一方で、頭痛や吐き気、めまい、ふらつきなどは、脳卒中でも起こることがあります。

だから、「暑いから熱中症だろう」と決めつけないこと。

特に、 ・突然の激しい頭痛 ・片側の手足の麻痺やしびれ ・ろれつが回らない ・立てないほどのふらつき ・物が二重に見える ・意識がおかしい

などの症状がある場合は、すぐに119番通報を含めた適切な対応をしてください。

「何でも救急車」という話ではありません。でも、迷ったときに「大丈夫だろう」と決めつけないこと。それが、自分や大切な人を守ることにつながります。

これからも暑い日が続きます。水分補給や暑さ対策をしながら、体からのサインにも気をつけて、無理なく夏を乗り切っていきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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