人を喜ばせる仕事とは?|やなせたかしさんの言葉

2026年08月28日

人を喜ばせる仕事とは?|やなせたかしさんの言葉から考える「施す」ということ

こんにちは、前橋の整体、たちばな堂の古井戸です。

今日は、以前のブログでもご紹介したことのある、僕の好きな言葉をひとつご紹介します。

漫画家・やなせたかしさんの言葉です。

人助けをしたら、そのときはすごく損をしたような気がしても、どこかで埋め合わせがありますね。 だから、いつもどうすれば人がよろこぶかなあということを考えていれば、何かしらそのお返しというのがあるんです。

やなせたかしさんの作品には、こうした考え方が込められているんだなぁと感じます。アンパンマンが困っている人に自分の顔を分け与える姿にも通じるものがありますよね。

「人のために何かをする」ということ

この言葉を読んで、改めて考えさせられるのが「見返りを先に考えない」ということです。

もちろん、「人助けをすれば、いつか自分にも返ってくるよ」という意味だけで捉える必要はないと思います。

むしろ大切なのは、「どうしたら、この人が少しでも喜んでくれるかな?」と考えること。

その結果として、いつか思いもよらないところから何かが返ってくることもある。僕はそんなふうに受け取っています。

これは「仕事」にも通じますよね

そして、この考え方は整体の仕事をしている僕にとっても、とても大切なものです。

たちばな堂に来てくださる方に、「どうすればもっと喜んでもらえるだろう?」「どうすれば少しでも楽になってもらえるだろう?」「どうすれば、これから先も元気に過ごしてもらえるだろう?」と考える。

もちろん、仕事なので対価はいただきます。

でも、「対価をいただくために何をするか」ではなく、「目の前の人に何ができるか」を先に考える。そんな姿勢は大切にしたいと思っています。

その結果として、 「楽になりました」 「来てよかったです」 「またお願いします」

と言っていただけたら、やっぱり嬉しいものです。

「はたらく」は「はたを楽にする」

以前、どこかで読んだ言葉に、「はたらく」とは「はた(傍)を楽にすること」というものがあります。

もちろん、これは言葉の語源として正確にそうだという話ではありません。それでも、仕事をする上での考え方として、僕はこの言葉が好きです。

自分の仕事によって、誰かの負担が少し軽くなる。誰かの体が少し楽になる。誰かの気持ちが少し軽くなる。

そう考えると、それも立派な「はたらく」のひとつなんじゃないかなと思います。

「和顔施」という考え方

そして、今回のやなせたかしさんの言葉を読んで思い出したのが「和顔施(わがんせ)」です。

仏教には「無財の七施」という教えがあります。その中のひとつが和顔施です。

特別なお金や物がなくても、穏やかな笑顔ややさしい表情で人に接することもひとつの施しになる、という考え方です。これなら誰にでもできますよね。

たとえば、困っている人に声をかける、相手の話をちゃんと聞く、笑顔で挨拶する、少しだけ相手の立場になって考える。

大きなことをしなくても、こうした小さなことの積み重ねなのかもしれません。

まずは「喜んでもらえること」を考えてみる

「何か人の役に立たなければ」と考えると少し難しく感じますが、「どうしたら、この人がちょっと喜んでくれるかな?」くらいなら、案外できることがあると思います。

  • 家族に一言声をかける
  • 誰かが困っていたら、そっと手を貸す
  • 相手の話を最後まで聞く
  • 笑顔で接する

そんな小さな「施し」でもいい。それが巡り巡って、自分にも何かを与えてくれることがあるのかもしれません。

17年、たちばな堂を続けてきて思うこと

たちばな堂も、気がつけば長く続けてくることができました。

振り返ってみると、「これをやったら売上が上がる」「これをすれば患者さんが増える」ということばかりを考えてやってきたわけではありません。

もちろん経営ですから、そういうことも考えます(笑)。

でも、それ以上に「目の前の人に、今できることは何だろう?」ということを積み重ねてきたように思います。

その結果として長く通ってくださる方や、「友達にも教えてあげました」「家族もお願いしたいです」と言ってくださる方が増えてきました。

それは、もしかすると、やなせたかしさんの言う「どこかで埋め合わせがありますね」ということなのかもしれません。

最初からそんな「見返り」を期待していたわけではないからこそ、余計にありがたく感じます。

まとめ|まずは目の前の人を喜ばせる

やなせたかしさんの言葉を読んで、改めて思いました。

人に何かをしてあげたら自分にも何か返ってくる。それだけではなく、「どうすれば目の前の人が喜んでくれるだろう?」と考えて行動すること自体に意味があるのかもしれません。

僕自身も仕事を通して、「どうすれば、この人を少しでも楽にできるだろう?」ということを忘れずにいたいと思います。

そして、そんな小さな積み重ねを、これからもガムシャラにではなく、淡々と続けていけたらいいなと思っています。

今日は、そんなことを考えさせてくれる、やなせたかしさんの言葉をご紹介しました。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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