昔の骨折や捻挫が肩こり腰痛の引き金に?歪みの対策|たちばな堂
2026年08月2日
肩こりや腰痛の原因は昔の足首?「歪みのミルフィーユ」という考え方
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
最近、施術をしていて改めて感じることがあります。
それは、肩こりや腰痛、股関節の痛みの原因が、実は足首にあったというケースが続いていることです。
もちろん、すべての方に当てはまるわけではありません。
しかし、足首の動きやバランスを整えたことで、肩や腰の痛みが軽くなったり、可動域が改善したりすることが少なくありませんでした。
「肩が痛いのに、なぜ足首?」
そう思われる方も多いでしょう。
昔のケガが影響していることもあります
お話を伺ってみると、
「学生時代に足首をひどく捻挫したことがある。」
「昔、骨折したことがある。」
そんな既往歴をお持ちの方がいらっしゃいます。
骨はきれいに治っていても、その時に関節の動きやバランスまで完全に元通りになっているとは限りません。
すると体は、その動きを補うために別の場所を使うようになります。
足首をかばい、膝が頑張る。
膝をかばい、股関節が頑張る。
股関節をかばい、骨盤や腰が頑張る。
そして最後に肩や首へ…。
そんなふうに負担が少しずつ積み重なっていくことがあります。
体には「適応現象」があります
人間の体には、環境や体の変化に合わせて、うまく対応しようとする力があります。
私は、このように他の場所が負担を補おうとする働きを**「適応現象」**と考えています。
もし足首がうまく動かなければ、そのまま歩けなくなるのではなく、膝や股関節、腰などが代わりに働いてくれます。
これは、体が悪くなろうとしているのではありません。
その時その時で、生きていくために一番困らない方法を選んでいるのです。
体って、本当によくできていますね。
「歪みのミルフィーユ」と呼んでいます(笑)
私は患者さんに説明するとき、この状態を冗談交じりに**「歪みのミルフィーユ」**と表現することがあります(笑)。
一番上に見えている肩こりや腰痛だけを見ていると、その下に何層もの「かばう動き」が隠れていることがあります。
一枚一枚が積み重なった結果として、今の症状が現れている。
そんなイメージです。
痛い場所だけが原因とは限りません
もちろん、肩が痛ければ肩にも問題はあります。
腰が痛ければ腰にも負担はかかっています。
しかし、その場所だけを施術しても改善しにくい場合は、「なぜそこに負担が集まってしまったのか?」という視点が大切になります。
たちばな堂では、症状だけを見るのではなく、体全体のつながりを考えながら施術を行っています。
体液だけではなく、必要に応じて関節も調整します
たちばな堂では、体液循環を改善し、本来の回復力を引き出すことを大切にしています。
しかし、今回のように昔の捻挫や骨折などで、関節の動きや位置関係に問題が残っている場合は、必要に応じて局所の調整も行います。
大切なのは、「どの手技を使うか」ではありません。
患者さんが少しでも楽になり、元気な毎日を送れること。
そのために必要だと思うことを、その方のお体の状態に合わせて選択する。
それが、たちばな堂の考え方です。
一方で、今回のように昔の捻挫や骨折などによって、関節の動きや位置関係に問題が残っている場合は、それだけでは十分に改善しないこともあります。
そのようなケースでは、必要に応じて足首などの局所的な調整も行っています。
つまり、「体液循環」と「関節の機能」。
どちらか一方だけではなく、その方のお体の状態に合わせて、必要な施術を組み合わせることを大切にしています。
最後に
もし、
「昔ひどい捻挫をしたことがある。」
「骨折をしたことがある。」
そんな経験がありましたら、ぜひ来院時に教えてください。
今の症状とは関係ないと思っていた昔のケガが、体を読み解く大切なヒントになることがあります。
体はひとつにつながっています。
だからこそ、痛い場所だけではなく、その背景にある原因まで一緒に探していくことが大切だと考えています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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