脾臓の本当の役割とは?首や肩こりに関わるリンパの視点
2026年10月7日
脾臓の本当の役割とは?|首や肩こりとも関係する「リンパの親分」

こんにちは、前橋市の整体院「たちばな堂」の古井戸です。
今回は、肝臓・腎臓に続いて、少し地味(?)だけれど実はすごい臓器「脾臓(ひぞう)」のお話です。
「脾臓ってどこにあって、何をしているの?」という方も多いと思いますが、臨床30年の私から見ると「身体を守る影の要」とも言える大切な臓器です。
血液と免疫を監視する「リンパの親分」
脾臓はお腹の左上(胃の裏側)にあり、重さは100〜200gほどの小さな臓器です。
肝臓のお酒や腎臓の尿のような分かりやすいイメージはありませんが、
・古くなった赤血球の処理
・血液の貯蔵
・病原菌などを監視・退治する免疫機能
という、血液と免疫に関わる重大な任務を担っています。
当院では親しみを込めて「リンパの親分」と捉え、身体の防御システムの中心として考えています。
首や肩こり(僧帽筋・胸鎖乳突筋)との意外な関係
ここからが当院の「捉えなおし」の視点です。
脾臓やリンパ系の機能が低下してくると、神経(副神経)を介して首や肩の筋肉(僧帽筋・胸鎖乳突筋)に緊張が出やすくなると感じています。
・ガチガチの肩こり、首の張り
・頭が重い、首が回りにくい
「肩こり=脾臓が悪い」という単純な話ではありませんが、肩だけを揉んでもすぐ元に戻ってしまう場合、こうして内臓や体液循環まで視野を広げることが大切になります。
「肩が凝っているから肩を揉む」から卒業する
30年前の私なら「肩が凝っていますね、ほぐしましょう」で終わっていたかもしれません。
しかし今の私は、
・なぜこの肩は緊張しているのか?
・呼吸や睡眠の状態は?
・脾臓やリンパ系、体液の循環はどうだろう?
と、身体全体をひとつのつながり(システム)として見つめ直します。
目立たないけれど、今日も黙々と血液を綺麗に保ち、免疫を守ってくれている脾臓。
「辛いパーツだけを見ず、身体全体を整える」という視点を、ぜひ知っていただければ幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※首・肩の激しい痛みやしびれ、発熱などを伴う場合は、自己判断せず医療機関での受診をおすすめします。
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