人間には「元に戻ろうとする力」がある|自己調整機能と自然治癒力のお話
2026年06月17日
人間には「元に戻ろうとする力」が備わっています
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
皆さんは、人間の体には**「元の健康な状態に戻ろうとする力」**が備わっていることをご存じでしょうか?
専門的には「恒常性(ホメオスタシス)」と呼ばれる働きです。
少し難しい言葉ですが、簡単に言うと、
体の状態を一定に保とうとする力
のことです。
私たちの体は毎日バランスを取っています
例えば、夏の暑い日。
体温が上がりすぎないように汗をかきます。
反対に、冬の寒い日には体温を逃がさないように血管を収縮させます。
私たちは普段意識していませんが、体は24時間休むことなく働いてくれているのです。
体温だけではありません。
- 血圧
- 血糖値
- 水分量
- 血液の状態
こうした体の内部環境も、常に一定に保たれるよう調整されています。
だからこそ、私たちは毎日元気に生活することができるのです。
不調はバランスが崩れたサイン
ところが、疲労やストレス、睡眠不足などが続くと、この調整機能がうまく働かなくなってきます。
すると、
- 疲れが取れない
- 肩こりや腰痛が続く
- 体が重だるい
- よく眠れない
- 集中力が続かない
といった不調が現れやすくなります。
病院で検査をしても異常が見つからないけれど、なんとなく調子が悪い。
そんな状態を東洋医学では「未病」と呼びます。
病気ではないけれど、健康とも言えない状態ですね。
大切なのは症状だけを見ることではありません
肩が痛い。
腰が痛い。
疲れやすい。
こうした症状はもちろんつらいものです。
しかし、本当に大切なのは、
なぜその症状が出ているのか
という体全体の状態を見ることです。
たちばな堂では、不調の背景には回復力の低下があると考えています。
本来備わっている自己調整機能がしっかり働けば、体は自然と回復する方向へ向かっていきます。
回復力のカギは「循環」
私たちの体は、血液やリンパ液、脳脊髄液など、さまざまな体液が巡ることで健康を保っています。
この循環が滞ると、細胞へ酸素や栄養が届きにくくなり、老廃物も排出されにくくなります。
すると、体は本来の力を発揮しにくくなってしまいます。
たちばな堂では、この循環を整え、自己調整機能が働きやすい状態へ導くことを大切にしています。
最後に
私たちの体には、もともと「元気になろうとする力」が備わっています。
ただ、忙しい毎日の中で疲労やストレスが積み重なると、その力が発揮しにくくなってしまうことがあります。
だからこそ大切なのは、症状を追いかけることだけではなく、体全体のバランスや回復力に目を向けることです。
そして、
自分で良くなっていける体に戻していくこと。
それこそが、本当の意味での健康につながるのではないかと私は考えています。
最近なんとなく不調が続いている方は、自分の体が出しているサインに少し耳を傾けてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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