秋の食養生にさつまいも!夏の疲れと乾燥対策【前橋】
2026年09月21日
秋の食養生にさつまいも|夏の疲れと秋の乾燥対策に
こんにちは、前橋市の整体院「たちばな堂」の古井戸です。
朝晩が少しずつ涼しくなってくると、「秋が来たなぁ」と感じるようになりますね。
そして秋になると、スーパーや八百屋さんにも秋の味覚が並び始めます。栗、きのこ、梨、ぶどう……。
そして、秋の味覚の代表選手といえばさつまいも。
焼き芋の香りなんて漂ってきたら、もう秋の誘惑に勝てません(笑)。
そんな身近なさつまいもですが、実は薬膳や東洋医学の考え方から見ても、秋の食養生に取り入れやすい素晴らしい食材です。
今回は、そんな「さつまいも」を少し健康目線から見ていきましょう。
秋は「夏の疲れ」と「乾燥」がやってくる
秋の身体を考えるとき、まず意識したいのが夏の疲れです。
暑い時期は、冷たい飲み物や食べ物が増えたり、食欲が落ちたり、冷房の効いた部屋と暑い屋外を行ったり来たり……。知らず知らずのうちに、身体には大きな負担がかかっています。
そして秋になると、今度は少しずつ空気が乾燥してきます。
東洋医学では、秋は「燥(そう)」の季節とされ、乾燥から身体を守ることも大切だと考えます。
つまり秋は、夏に頑張った身体をいたわりながら、これからやってくる乾燥にも備える季節。
そんな時期にこそ、さつまいもが活躍してくれます。
薬膳・東洋医学から見たさつまいも
薬膳や東洋医学では、さつまいもは胃腸の働きを助け、身体のエネルギーを補う食材として考えられています。
専門的には「補気(ほき)」や「健脾(けんぴ)」といった働きです。
簡単に言えば、「夏の暑さでお疲れ気味の胃腸をいたわりながら、身体の元気を補っていく」というイメージですね。
また、身体にうるおいを与える「生津潤燥(せいしんじゅんそう)」の食材としても知られており、秋の乾燥が気になる時期の食養生にぴったりです。
現代栄養学から見ても優秀
もちろん、現代栄養学の視点から見てもさつまいもは非常にすぐれた食材です。
・熱に強いビタミンC
でんぷんに守られているため、加熱による損失を受けにくい特徴があります。夏に紫外線を浴びたお肌のケアにも役立ちます。
・食物繊維 + ヤラピン
切ったときに出てくる白い液体「ヤラピン」と食物繊維の相乗効果で、お腹のすっきりした毎日をサポートします。
・カリウム
体内の塩分(ナトリウム)とのバランスを保つ働きに関わるミネラルも含まれています。
おいしい&賢い食べ方のコツ
・できれば皮ごと食べる
皮の近くには食物繊維やポリフェノールが豊富です。よく洗って皮ごと食べるのもおすすめですが、「無理に頑張る必要」はありません。食べやすい方法で十分です。
・「冷やし焼き芋」もおすすめ
一度加熱したさつまいもを冷やすと、でんぷんの一部が「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」に変化します。腸内環境を整えたいときや、手軽に食べたいときにも向いています。
「旬のものを美味しくいただく」が一番の食養生
私自身が特に好きなのは、「さつまいもご飯」と「油揚げとさつまいものお味噌汁」です(笑)。
どちらも特別な料理ではありませんが、こういう昔ながらの素朴な食べ方って、なんだか心がホッとしますよね。
「健康のために食べなきゃ!」と意気込むのではなく、「美味しいから食べる」。その結果として身体に良いものが取り入れられる。それくらいが食養生としてはちょうどいいと感じます。
昔の人々が自然に行っていたように、その季節においしい旬のものを素朴にいただくこと。それこそが一番シンプルで贅沢な健康法なのかもしれません。
夏の疲れを少しずつ手放して、秋の身体へ。
旬のさつまいもを楽しみながら、季節の変化を味わってみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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