腎臓の本当の役割とは?「水」と「体の歪み」を整える視点

2026年10月1日

腎臓って、何をしてるんだっけ?|身体の「水」と「歪み」に関わる臓器

こんにちは、前橋市の整体院「たちばな堂」の古井戸です。

以前「肝臓」についての記事を書きましたが、今回はその続きとして「腎臓」のお話です。

施術中に「腎臓周辺が少し疲れていますね」とお話しすると、「そもそも腎臓って何をしているの?」と聞かれることがあります。

今回は、腎臓の基本をおさらいしながら、30年以上身体を見てきた私なりの視点をお伝えします。

1日150Lをろ過する「高性能フィルター」

腎臓は腰の少し上に左右1つずつあり、重さは2つ合わせても約300gほどの小さな臓器です。

しかし、その小さな身体で「1日に約150L(大型ドラム缶約1本分)」もの血液をろ過しています。

ただ尿を作るだけでなく、

・老廃物の排出
・体内の水分
・電解質・酸アルカリのバランス調整
・血圧の調整やホルモンの分泌

など、「身体の中の環境を常に一定に保つ」という凄まじい仕事を黙々とこなしています。

大量にろ過して必要なものをしっかり回収する、まさに身体の「高性能な環境維持装置」です。

腎臓と身体の「歪み」の意外な関係

ここからが「たちばな堂の視点」です。

腎臓は腰の奥深く、姿勢を支える重要筋肉である「腸腰筋(ちょうようきん)」のすぐ近くに位置しています。

私の臨床経験では、腎臓が疲労してくると腸腰筋の緊張が強くなり、そこから骨盤の傾き ➔ 背骨や背中(広背筋)の張りへと連動していくケースを多く見ます。

・慢性的な腰痛や股関節の違和感
・頭痛、顎関節の違和感
・足のむくみや冷え

「腰が痛い=腎臓が悪い」という単純な話ではありませんが、腎臓は身体のバランス(歪み)にも大きな影響を与えていると感じています。

「腰だけ」を見ていては見えないものがある

「むくむから腎臓」「腰が痛いから腰の筋肉」とパーツだけで判断するのではなく、

・体液(血液・リンパ液)の流れ
・腸腰筋や骨盤のバランス
・睡眠や休養の状態

まで含めて、「今、身体全体で何が起きているのか?」と視野を広げていく。これが今の私の身体の見方です。

心臓のように動く音が聞こえるわけでもなく、今日も黙々と150Lのろ過を続けてくれている腎臓。

普段は意識しない臓器ですが、たまには「いつも身体を整えてくれてご苦労さん」と労わってあげたいですね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※尿の異常や強いむくみ、健診での指摘などがある場合は、自己判断せず医療機関での受診をおすすめします。

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