全ての症状の根本的な原因とは…
2023年01月30日
全ての症状の根本的な原因とは…
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
たちばな堂では、生命力と免疫力という言葉をよく使っていますが、一体どんな意味を持って使っているのかイマイチ分からないという患者さんも多いようなので少し解説していきたいと思います。
生命力と免疫力が車の両輪
そもそも、私たち人間がどこか具合が悪いという時に必ず体に起こっている根本問題というのがあります。
人間が体を健康な状態を維持していくのに大事なこと=「生命力」と「免疫力」です。
でも、実はこの2つは医学的にはちゃんとした定義は無いようです。
私が施術の柱に取り入れているCSFプラクティス(脳脊髄液調整法)においては、ちゃんと定義されています。
まず、生命力ですが、生命力=命を保つ力。主に自律神経中枢の働きが良いか悪いかが左右します。ちなみにこれは生まれた直後が一番強いと考えられます。
次に免疫力ですが、免疫力=体液の流れが良いか悪いか。
体の約60%を占める水分(体液)の流れが悪いと、栄養や酸素が運ばれないために、老廃物、炭酸ガスがとどまり、バイ菌(ウイルスや細菌)が増殖し、その結果、細胞が不活性な状態になります。
これが免疫力が低下した状態と言えます。
体液の流れをコントロールしているのは生命力(自律神経中枢の働き)なので、生命力低下が起こると免疫力(体液循環)が低下します。
反対に免疫力低下(体液の流れ↓)が起こると、頭蓋内の体液循環も悪くなるために生命力が低下します。
ですから、この2つは車の両輪とも言えます。
この生命力、免疫力がちょんと働くことによって、内部環境を一定に保ち、健康を維持出来るように自動的に調整しています。
これをホメオスターシス(恒常性の維持)と言います。
何らかの不調を感じる状態というのは、生命力、免疫力が低下して、内部環境が一定に保実はくなっているということです。
ではどうすれば、これらを良くしていくことが出来るのか?