2023年03月10日
自律神経失調症で悩んでいる方へ
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
最近、急激に気温が上がって暖かいのは良いのですが、体がついていかないために調子がイマイチという方が多いです。
頑張って乗り切っていきたいものです。
今日は自律神経失調症と言われる状態について書いてみましょう。
自律神経失調症とは?
まず大前提として、自律神経失調症は特定の疾患名・病名ではありません。
活動時に働きが優位になる交感神経と、就寝時や安静にしている時に優位になる副交感神経のバランスが崩れていることを表現しているに過ぎません。
色んな症状が重なり、あちこち具合が悪いのに原因も状態もよく分からないような時に言われることが多いです。
歴史的には2000年ぐらいを境にしてよく言われるようになったようです。
症状は、頭痛、ふらつき、めまい、耳鳴り、胸が苦しい、息苦しい、動悸、多汗、便秘、下痢、手足のしびれ、胸やけ、胃もたれ、食欲不振、肩こり、腰痛など多岐にわたります。
自律神経のバランスが乱れるって言うけれど…
病院や治療院などで「自律神経のバランスが乱れているせいで症状が…」と言われたということをよく聞きます。
また、健康番組や雑誌などでも普通に使われていて、あたかも当たり前のように思っている人も多いのではないかと思います。
新規でいらした方からもよく聞きます。
でもこれって本当なんでしょうか?
じゃ、自律神経のバランスが崩れる原因は何か?
一般的には原因は何らかのストレスとか、不規則な生活や食生活の乱れとか言われていますが、バランスが崩れている真の原因は自律神経中枢(間脳・視床下部)の機能が低下してるからです。
だからバランスを良くするには自律神経の機能を上げていけば、体は自然と良くなるように出来ています。
どうすれば良くなるのか
では、どうすれば症状が良くなるのか?カギを握っているのは体液の循環です。
頭の中の圧迫ストレスを取り除いて、頭が小さく柔らかい状態にすれば、頭蓋内の体液の流れ(脳血流も含まれます)が改善します。
それによって、脳内に栄養と酸素が十分に運ばれて、必要十分な細胞の活性化が起こります。
機能低下していた自律神経中枢の細胞も活性化しますので、交感神経と副交感神経のバランスも自然と良くなっていくわけです。
でもどんな治療でも良いわけではなく、それが出来る方法がこちらにはあるんです。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、また。
2023年01月30日
全ての症状の根本的な原因とは…
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
たちばな堂では、生命力と免疫力という言葉をよく使っていますが、一体どんな意味を持って使っているのかイマイチ分からないという患者さんも多いようなので少し解説していきたいと思います。
生命力と免疫力が車の両輪
そもそも、私たち人間がどこか具合が悪いという時に必ず体に起こっている根本問題というのがあります。
人間が体を健康な状態を維持していくのに大事なこと=「生命力」と「免疫力」です。
でも、実はこの2つは医学的にはちゃんとした定義は無いようです。
私が施術の柱に取り入れているCSFプラクティス(脳脊髄液調整法)においては、ちゃんと定義されています。
まず、生命力ですが、生命力=命を保つ力。主に自律神経中枢の働きが良いか悪いかが左右します。ちなみにこれは生まれた直後が一番強いと考えられます。
次に免疫力ですが、免疫力=体液の流れが良いか悪いか。
体の約60%を占める水分(体液)の流れが悪いと、栄養や酸素が運ばれないために、老廃物、炭酸ガスがとどまり、バイ菌(ウイルスや細菌)が増殖し、その結果、細胞が不活性な状態になります。
これが免疫力が低下した状態と言えます。
体液の流れをコントロールしているのは生命力(自律神経中枢の働き)なので、生命力低下が起こると免疫力(体液循環)が低下します。
反対に免疫力低下(体液の流れ↓)が起こると、頭蓋内の体液循環も悪くなるために生命力が低下します。
ですから、この2つは車の両輪とも言えます。
この生命力、免疫力がちょんと働くことによって、内部環境を一定に保ち、健康を維持出来るように自動的に調整しています。
これをホメオスターシス(恒常性の維持)と言います。
何らかの不調を感じる状態というのは、生命力、免疫力が低下して、内部環境が一定に保実はくなっているということです。
ではどうすれば、これらを良くしていくことが出来るのか?
それが出来る唯一の方法がこちらにはあります。
2022年09月5日
目的地への経路は合っていますか?
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
今回は目的と手段の話をしたいと思います。
皆さんからよく聞く話として…
「整形外科に行ったけど良くならない」
「整骨院に行ったけど治らない」
「ペインクリニックでブロック注射を打ったけど…」
「鍼に行ったけど…」
このような話はどこかで聞いたことがありますよね?
他所でどんな施術を受けたのかは、付き添って行ったわけではないので窺い知ることは出来ません。
でも、何らかの施術を受けても身体が変化しなかったのは、もしかしたら身体の状態の診立てと施術方法が合っていなかったのかもしれません。
大事なのは目的と方法
例えば新幹線で高崎駅から東京駅に向かうのに、東京方面ではなく新潟方面行きや長野方面行に乗っちゃったら東京駅にはたどり着きません。
これって施術でも同じだと思うんです。
ちゃんと診立てが合っていて、施術方法が合っていれば、身体は必ず良くなるように「恒常性(ホメオスターシス)」というものが備わっています。
ですから、目的(駅)と方法(路線、方向)が合っていれば身体は勝手に良くなるはずですよね?
逆に合っていなければ永遠に目的地に到着しません。
ちゃんと良くなるように目的地にたどり着くために最善の方法を探しましょうね。
そのための方法はこちらにありますよ。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。