2023年06月19日
不調で病院に行ったのに「特に異常がないです」と言われる方が多いです。

(少し前に撮った自宅の庭のシモツケです)
近頃は休みの日に自宅の庭の園芸作業をしていることが多いのですが、今年はほとんどの草花の時期が早い気がします。
梅雨時になると、暑さと湿度による蒸れで草花の管理が難しいですね。
さて、今回は最近、初心患者さんに多い症例というか訴えなんですが、色んな所にかかってみたものの、よく分からないし、良くならないという話を。
細かく調べれば調べるほど核心から離れる?
今月の初めから通われているSさん(30代女性)を例にしていきます。
初回来院時に、
・背中、腰、首の痛み
・のどの違和感
・動悸
・呼吸が浅くなり苦しい
・目の疲れ
・頭痛(こめかみ)
・立ちくらみ
・めまい
・眠れない
・首を絞められてるように苦しい
・寝汗
・だるさ
などを訴えていました。もうこのままずっと良くならないのではと絶望的な気持ちだったそうです。
私のところに来る前にも何か所か行かれたようですが、なかなか良くならず…
縁あって辿り着いたようです。
現代の医療はドンドンと細分化が進んで、昔は分からなかった色んなことが解明されました。
その反面、体は一つという観点が乏しくなってしまったという事実があります。
だから細かく色んな検査をしたけど何も異常はありませんと言われてしまうのですが、本人は辛くてしょうがないわけです。
でも、私のところでやっている脳脊髄液調整法®は体液の流れを良くして硬くなっているところを柔らかくするというシンプルなものです。
我々は診断も出来ませんから個別の病名にこだわる必要もありません。
ただ、よっぽどのひどい状態だとなるべく間を空けずに何回か治療を受けないと回復してきません。
そして施術後はしっかりと眠ることが大切です。(大谷選手もリカバリーという表現でよく言っていますね)
ちなみにこちらのSさんも初回、2回目とドンドン良くなって、先日6回目いらっしゃいましたが、だいぶ元気に日常生活を送れるように回復しました♪
このように沢山の症状を訴えていても対応出来るのは、健康を取り戻す時に一番大事な体液の循環に着目している施術だからなんです。
2023年03月4日
不眠症(睡眠障害)で悩んでいる方へ
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
この時期、気になってくるのは花粉症ですね。
私も花粉症持ちですが、3月に入った途端に目がかゆくなってきました。
今年は例年より飛散量がかなり多いと言われていますので、気を付けたいですね。
さて、今回は不眠症について。
不眠症ってどんな病気?
不眠症は、寝つきが悪い、夜中に目が覚める、寝起きが悪いなどの睡眠に関しての問題があって、そのことによって、日中に体のダルさ、やる気が出ない、集中出来ない、などが出現する病気です。
厚労省のHPを参照すると、一般成人の約30~40%が不眠症状を有しているそうです。
慢性不眠の方が成人の約10%、加齢とともにその数は増加して、65歳以上では半数以上になるそうです。
もはや立派な国民病と言えますね。
不眠症のタイプとしては寝つきが悪い「入眠障害」、途中で目が覚めてしまう「中途覚醒」、早朝に目が覚めて、その後に眠れない「早朝覚醒」、よく眠れた感じがしない「熟眠障害」などがあります。
病院などの医療機関ではタイプによってそれぞれ対処法が変わってくるそうです。
不眠症の本当の原因は?
不眠症の原因としては、生理的な要因、心理的な要因、薬理的な要因、身体的な要因、精神医学的な要因などが挙げられています。
それぞれの細かい解説についてはここでは省略しますが、何となく上記のどれかには当てはまるようだとは思うけれど、多くの場合は結局、原因はよく分からないというところではないでしょうか?
また一般的によく言われる自律神経のバランスの乱れが原因というのも本当なんでしょうか?
自律神経のバランスというと交感神経がアクセルの役割、副交感神経がブレーキの役割をしていて、そのバランスが乱れることで不調になるというように言われています。
でも、どこかが具合が悪い時には既に自律神経は機能低下を起こしているんです。
実は不眠症は頭が拡大したことによって頭蓋内圧が上がったことにより、覚醒中枢が優位になるために眠れなくなることが最大の誘因になっています。
どうすれば良くなるのか?
頭蓋内の圧迫ストレスを取り除いて、脳血流をはじめとした体液循環を良くすること。
そのことによって、栄養と酸素が運搬されて、自律神経中枢の機能の低下も改善します。
すると、覚醒中枢よりも催眠中枢が優位になるために眠りやすくなるわけです。
人間の体は睡眠でしか回復しません。
ちゃんと眠れるようになっていけば自ずと改善していきます。
そのためには全ての体液循環の改善が必要ですが、それが出来る方法がこちらにはあります。
本日もお読みいただきありがとうございました。それではまた!
2023年03月1日
首、肩、背中がすごく凝っていて自律神経も乱れている…
こんにちは、たちばな堂の古井戸です。
今日から3月に入りました。昔よりも時が経つのが本当に早く感じますが、歳のせいなんでしょうか…嫌ですね。
不調の部位がたくさんあっても対応できます
先日いらした新規の患者さん(Hさん)の話。
LINEからのご予約のお問い合わせの患者さんでしたが、お悩みを訊くと…
1.首、肩、背中がすごく凝っている
2.自律神経の乱れ
3.寝つきが悪い
4.寝ても日中だるくて辛い
5.あくびばかり出る
6.ふらつきがある
7.息苦しい、動悸を感じる
という不調がてんこ盛りでヘビーな状態でした。
このような場合、医療機関や整骨院に行くと、すべての対応はなかなかしてもらえません。
保険適用の整骨院などでは「今回は〇と〇の治療をやっていきましょう。」「楽になったらその他の部位をやっていきます。」というケースが多いです。
当院で行っている脳脊髄液調整法(CSFプラクティス®)では頭が拡大して頭蓋内圧が上がっていることで全身のすべての筋肉が緊張していることが不調の原因と考えています。
そのため、上に書いてある愁訴に対応することが出来ます。
こちらのHさんも免疫力、生命力を上げて、全身の体液の循環を良くして、頭を小さくする施術を行うと、見違えるような顔つきになりました。
長年の不調ですから、1,2回の施術で劇的に良くなるのは難しいでしょうが、正しいアプローチを続けていけば必ず上向きになっていくことをお伝えして初回の施術を終えました。
伸びしろしかないHさんがこれからどのように改善されていくのか楽しみです。
なぜ多くの症状に対応できるのかはこちらをお読みください。