インフルエンザが猛威をふるってます。
2018年01月26日
「免責事項」効果効能を保証するものではありません。
こんにちわ、たちばな堂院長の古井戸です。
昨日は今年の冬の寒さを更新しましたね。
ここまで寒いのは、あまり記憶に無いぐらいです。
さて、寒くなるとグーンと増えるのがインフルエンザですね。
近隣の小・中学校などでも学級閉鎖や学年閉鎖が出ているようです。
しかし、インフルエンザをただ恐れていてもしょうがないので、ちょっと知識の整理をしましょう。
まず「インフルエンザは感染しれば必ず発症するのか?」というとそんなことはありません。
インフルエンザに感染しても発症しなければ良いわけです。
ではどうすればいいのか?そのヒントを紹介します。
一つの意見としてお読みください。
近くに感染者が居てもうつる確率は10%程度だそうです。
意外と低いものです。どうですか?何となく気持ちがラクになりますね。
インフルエンザに対抗する一番大事なコト、それは「自分の免疫力(生命力)を上げておくこと」です。
では具体的にはどうすれば良いかを考えましょう。
- 睡眠を十分に取る
- 水分を十分に取る
- バランスの取れた食事
- 部屋を暖める
- 加湿する
これらが重要です。
まず睡眠ですが、睡眠中に身体を回復させることはご存知かと思いますが、ウイルスとの戦いにおいても同様です。
しっかり睡眠時間を確保しましょう。(夜12時を過ぎる前に就寝)
体内の水分が不足すると、のどや鼻の粘膜が乾燥すると、粘液の粘り気が増し、普段はウイルスの侵入を防いでいる線毛の働きが悪くなり、侵入を許してしまいます。
水分はこまめに取るようにしましょう。
食事は身体を守ってくれるものを食べると良いでしょう。
乳酸菌を摂って、腸内環境を整えることで免疫力UPになります。
ビタミンDを摂ることがインフルエンザの予防に役立つことも確認されています。
ビタミンDは魚類や豆に多く含まれます。
4、5に関しては室温20℃前後、湿度50~60%が良いとされています。
以上、インフルエンザを発症させないためにも参考にしてください。
いかがでしょうか?
本日も最後までお読み頂きありがとうございましたm(__)m
ストレートネックだから治らないの?【前橋 整体院】
2017年06月23日
「免責事項」効果効能を保証するものではありません。
ストレートネックって言葉はだいぶ一般的になってきたのでしょうか?
当院の初診患者さんの中にも「ストレートネックと言われたんですけど…」と言われる方が多いです。
そこで今日はストレートネックに関して、私の考えを書いてみようと思います。
まずは一般的に言われているストレートネックについて。
そもそもストレートネックは病名ではありません。
レントゲン写真で見た時に、首の骨(頸椎)の本来のカーブ(生理的湾曲)が失われて、まっすぐになっている状態のことを言います。
原因は、PC作業やスマートフォンの操作などのうつむき姿勢などといわれています。
そして、実際にはレントゲン写真上ではストレートネックがあっても症状がない人も多いようです。
ストレートネックの代表的な症状としては…
・首の痛み
・肩こり
・手のしびれ
・頭痛
・吐き気
などが挙げられます。
男女の性差はあまりないようですが、最近では子どもさんも増えているようです。
と、ここまでは一般的に言われているストレートネックに関してのことを書いてきました。
では、私はどのようにストレートネックを捉えているかをお話しします。
はじめに脊柱全体の構造を考えてみます。
人間の脊柱は、頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、計24個の背骨が積木のように重なっている構造をしています。
さらにその脊柱の土台は寛骨と仙骨からなる骨盤、その骨盤は両下肢が支えています。
ということは、単純に考えてレントゲン写真でストレートネックがあっても、首だけが悪いとは考えにくいとは思いませんか?
私の経験上もストレートネックで首が痛いと訴えていらっしゃる患者さんの中でも、首だけが悪い人はほぼ居ません。
意外に感じるかと思いますが、実は頸椎(首)とは離れた部位に問題があることが多いです。
なので、当院ではストレートネックの方への施術でも、
・全身の体液循環の問題
・骨盤の調整
・足首の調整
・手首の調整
これらを適宜行って対応しています。
気になる方は、一度診させてくださいね。
ストレートネックと言われ不調な方の中には、マクラが合わないという方も多いようですよー
肝臓って何をしてるの??
2017年03月30日
「免責事項」効果効能を保証するものではありません。
前回は腎臓に関しての記事を書きましたが、今回は「肝臓」に関してのおさらいです。
現代人は非常に肝臓が疲れている人が多いですから、健康な体を維持するには大事なポイントになります。
一般的には「肝臓=お酒の飲み過ぎ」というイメージが強いみたいですが、最近のデータによると、成人男性の約30%、女性の20%が非アルコール性の脂肪肝に移行しているとも言われています。
肝臓が弱るのは、お酒だけの問題ではないということです。
肝臓とはどんな臓器なのかを復習したいと思います。
では、さっそく肝臓の働きから。
肝臓は身体の中で、最も大きく、最も重い臓器です。
肝臓には1分間に1000mℓ~1800mℓの血液が肝臓に供給されます。
重さは1.2㎏~1.5㎏ほどあると言われています。
[肝臓の代表的な働き]
○解毒
・血液中の有害物質(細菌、アルコール、食品添加物)を分解して無毒化する。
・全身を流れる血液量調整
○代謝
取り入れた栄養素を利用しやすいように作り替える
○貯蔵
エネルギー源であるグリコーゲンの備蓄
○胆汁の生成
胆汁は胆のうから十二指腸に分泌される消化液で、 脂質を乳化する働きがある
以上は代表的な働きですが、肝臓の働きは実に500以上もあると言われています。
これらを一挙に行うため、肝臓は巨大な科学工場に例えられますが、現代の最新の技術を投入しても肝臓と同じ工場を作るのは不可能とも言われています。(要するにとにかくスゴイということです。。)
では、そんな肝臓がうまく機能しなくなると、どんな症状が起こるのか?
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなり悪化するまで症状が出にくいとも言われています。
初期症状は、体がだるいとか疲れやすい、または風邪の症状と似ているため、見過ごされることが多いです。
[肝臓の状態が悪くなると起こる症状]
- 黄疸 ・尿の色が濃くなる
- 右肋骨下の不快感
- 右肋骨下を押すと痛い
- 腹水 ・手の平が赤い
- 食欲不振が続く
- 熱っぽさ(微熱)が続く
これらの症状が当てはまったら、一度、医療機関を受診した方が良いでしょう。
では、弱っている肝臓を元気にするにはどうすれば良いか?
肝臓を元気で健康的にするには、質の良い蛋白質やビタミン、ミネラルを豊富に含んだ食事が大事です。
ですが、一日に30品目の食品を摂りましょう!とかいうのも実際にはとても大変です。
では、もう少し簡単でいい方法がないか?というと、実はあります。
それは和食を中心として、旬の食材をバランス良く食べることです。
これなら細かな知識がなくても実践できるのではないでしょうか?
ぜひ、参考にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
そもそも腎臓の働きって知ってます?
2017年03月15日
「免責事項」効果効能を保証するものではありません。
こんにちは、たちばな堂院長の古井戸です。
当院では施術中に内臓の疲れを指摘することも多々あります。
そもそも、その臓器ってどんな働きをしているの?という方も多いでしょう。
そこで今回は腎臓の解説をしたいと思います。
腎臓は腰の上あたりに左右1つずつある、ソラ豆のような形をした臓器です。大きさは約150g前後。
心臓から送り出された血液のうちの約1ℓの血液が腎臓に毎分流れ込んでいます。
その血液からろ過機能により老廃物を取り除いて、体内に戻します。
因みに腎臓が一日にろ過する血液量は、大きなドラム缶1本分=約150ℓといわれています。
これを原尿といって、ここからさらに尿細管で再吸収されて、1.5ℓくらいが尿として排出されます。
では、腎臓はどんな働きをしているのかというと…
・血液から老廃物や塩分を尿として体外に出す
・体内の環境を一定のバランスに保つ(イオンバランスを保つ)
・塩分と水分をコントロールして血圧を調整する
・血液を作る働きを助ける
主にこんな働きがあります。
何らかの原因で腎臓の機能が低下すると、これらの正常な働きが上手くいかなくなります。
そうすると例えば…
・尿の異常(量が少ない、多い、血尿、蛋白尿など)
・むくみ
・血圧の異常
などの症状が現れます。
では、このような状態にならないためには、どうすれば良いか?
それは「食習慣の改善」と「生活習慣の改善」に尽きるといえます。
食生活は和食中心の食事、生活習慣の方は早寝早起き、適度な運動。
さらにリラックス時間を作ってストレスを溜め込まないことが大切です。
どうか参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Vol.4 関節を鳴らすのは危険
2014年07月02日
「免責事項」効果効能を保証するものではありません。
無意識のうちに首をポキッ、指をポキッ。
つわものになると、何十もの関節を鳴らす人もいるようです。
この関節ポキポキは「クラッキング」と言われています。
ではこの音の正体は?…
人間の関節は、関節包という袋に覆われていて、そこには関節液(かんせつ液)という潤滑油で満たされています。
関節を曲げたり伸ばしたりすると、関節内で減圧が生じ、その結果、関節液が気化し空洞(キャビティ)が出来ます。
そして、下がった圧力を戻すために反対側から関節液が一気に流入して空洞を埋めます。
その時に、あの「ポキッ」と言う音(クラッキング音)が発生します。(気化したガスの成分は二酸化炭素や窒素であるといわれています。)
鳴らした時の爽快感から、関節を鳴らすことがクセになっている人が多いようですが、問題はやり続けることの危険性です。
クラッキング音が発生した際に生じる強い衝撃波によって、関節内部を損傷している可能性があるといわれています。
関節を頻繁に鳴らしていると、関節の動揺性や骨棘(こつきょく)の形成、それが神経を圧迫して、手のシビレが出現してきます。
整形外科を受診した際には、頚椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)などと診断されます。
他にも、痛みや頭痛、熱感、靭帯や神経の骨化、肩こり、めまい、脳卒中の原因など…挙げるときりがありません。
首以外の関節でも同様に考えられます。
関節を鳴らすクセのある方は、すぐにでも習慣を見直したほうが良いですよ。